アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

インドでゲット!(続き)

2011-03-31 | 香港映画

そうそう、3月7日の記事には、『ブエノスアイレス』 (1997)のインド版DVDのことも書いたのでした。これがそのDVDです。冒頭のベッドシーンがカットされてなかったので、あれ?と思ってインド中央検定局の許可証を見ると、18禁の「A」指定が。やっぱり~。

値段は399ルピー(約760円)ですが、あの記事にも書いたように、「1枚買うと1枚オマケ」なので実質は半額の約380円。裏面には王家衛(ウォン・カーウァイ)監督の紹介とストーリーが載っていますが、とてもしっかりした内容で、インド人の仕事とは思えません(笑)。

このDVDを出しているMoserbaer(モーゼルベア?/モーゼルバール?)社は、ニューデリーに本拠を置くDVDメーカーで、安価なDVDシリーズを出していることで知られています。これまでヒンディー語映画のシリーズはよく目にしていたのですが、外国映画もかなりのタイトルを出しているようです。

DVDボックスの中に入っていたカタログから、香港映画を挙げてみます。このカタログ、監督別に並べてある上、映画の製作年などデータがきちんと書いてあって、なかなかのスグレモノです。

ウォン・カーウァイ監督作品~『花様年華』 (2000)、『ブエノスアイレス』 (1997)、『恋する惑星』 (1994)、『天使の涙』 (1995)

ワイキョン・ラウ(劉偉強/アンドリュー・ラウ)&シウファイ・マク(麥兆輝/アラン・マック)監督作品~『インファナル・アフェア』 (2002)、『インファナル・アフェアⅡ』 (2003)、『インファナル・アフェアⅢ』 (2003)

ジョニー・トー(杜〔王其〕峯)監督作品~『ブレイキング・ニュース』 (2004)、『エグザイル』 (2006)

オキサイド・パン・チョン(ソンの間違い?)(彭順)監督作品~『the EYE 【アイ】』 (2002)

し、しぶいぜ~、このセレクション。インディーズ系アジア映画に強いドイツのラピッドアイ社とかが協力しているんでしょうか。このほか、黒澤明監督や、岡本喜八監督などの作品もラインアップに入っていますが、韓国映画がないところを見ると、ラピッドアイ社は関係がないのかなあ。いつか、モーゼルベア本社に突撃取材してみたいです。


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