3月7日の記事で取り上げた、ラジニカーント主演『ロボット』のDVD等、インドでゲットした物の写真をアップします。
まず、ヒンディー語映画『ロボット』のDVD。299ルピー(約570円)。
続いてはテルグ語版『ロボット』のDVD。テルグ語版ももうDVD化されてるんだ~、と思わず買ってしまいました。テルグ語というのは、タミル語が州公用語であるタミル・ナードゥ州の北にある、アーンドラ・プラデーシュ州の公用語です。テルグ語映画は、毎年製作本数でヒンディー語映画とトップ争いをしています。アーンドラ・プラデーシュ州の州都はハイダラーバード。ハイテク・シティとして知られていますが、巨大な映画スタジオ&テーマパーク、ラモージ・フィルム・シティがある街です。
テルグ語のロゴがなかなかカッコいいですね。こちらは149ルピー(約280円)。ジャケットの内側には、こんな美麗なスチールが使ってありました。ヒンディー語版より気が利いています。ボリウッド、トリウッド(テルグ語映画界をこう呼ぶことがある)に負けてるでぇ。アカンなあ。
それから、下のようなVCDも見つけました。ムフフ....。VCD4枚組の『軍隊』、125ルピー(約240円)。
ちょっと覗いてみたら、シャー・ルク・カーンが若い、というよりカワイイ! ムンバイに行って映画界にデビューする前、デリーに住んでいた頃に出演したテレビドラマです。オーラが全然出てません(笑)。1988年のドラマですから、22歳ごろに撮ったものですね。衛星放送時代を迎える前であり、国営テレビ放送DD(ドゥールダルシャン)制作のドラマであるため、技術的には、目をつむり、耳をふさがなくてはいけない点がてんこ盛り。耐えて最後まで見られるだろうか....。
あと、ほしかったこの本もゲット。『3バカに乾杯!』 (2009)の脚本です。
『3バカに乾杯!』と同じく、ヴィドゥ・ヴィノード・チョープラー製作、ラージクマール・ヒラーニー監督作品である『その調子で、ムンナー・バーイー』 (2006/原題:Lage Raho Munna Bhai)も、脚本が出版されています。でも、その脚本は確かヒンディー語部分がローマナイズだった(確かめたいけど、書庫の床に崩れ落ちた本の中...)と思うのですが、『3バカに乾杯!』はちゃんとデーヴァナーガリー文字になっています。
ローマナイズのヒンディー語は、日本語をローマ字で書いたものが我々日本人には読みにくいのと同じく、ヒンディーワーラー(ヒンディー語をしゃべる人)には読みにくいのです。とはいえ、ローマナイズされていれば、文字がわからない人でも楽しめるし...。さて、どっちがいいんでしょうね。でもこの本、ト書きは英語で、セリフの英語訳もついているから、デーヴァナーガリー文字が読めなくても結構楽しめると思いますが。
この本のお値段は495ルピー(約940円)。最後に監督らのインタビューやスタッフ紹介、さらにカラースチール(含む撮影現場。あ、ハヌマーン姿のアーミル・カーンがルービック・キューブをやってる!)もいっぱい付いています。日本のアマゾンでは扱っていないようですが、海外のアマゾンで手に入ります(けど、高いなあ)。