アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

「2012-2013 冬の香港傑作映画まつり」

2012-11-11 | 香港映画

ここのところインド映画の紹介が続きましたが、この冬は香港映画もたくさん公開されます。まず楽しみなのが、「2012-2013 冬の香港傑作映画まつり」と題されて公開される3本。絶妙のキャッチコピーがついていますね~。

上映される3作品のデータは次の通り。詳しいストーリーは、こちらの劇場サイトをどうぞ。

『最愛』
 (2011年/100分/北京語/原題:最愛 Love for Life) 予告編

  製作:江志強(ビル・コン)
 監督・脚本:顧長衛(クー・チャンウェイ)
 出演:章子怡(チャン・ツィイー)/郭富城(アーロン・クォック)/濮存[日斤](プー・ツンシン)

中国のエイズ問題を果敢に取り上げた問題作。昨年の香港国際映画祭でこの映画に出演している少年を取り上げたドキュメンタリー『在一起』が上映され、それに感激した私はこんな記事を書きました。その本編の上映、見てみたいです~。

『大魔術師 Xのダブル・トリック』
 (2011年/128分/北京語/原題:大魔術師 The Great Magician) 予告編(広東語版)

  製作:楊受成(アルバート・ヤン)/于冬(ユー・ドン)/陳永雄(ジェフリー・チャン)
 監督・脚本:爾冬陞(イー・トンシン)
 出演:梁朝偉(トニー・レオン)/劉青雲(ラウ・チンワン)/周迅(ジョウ・シュン)/林雪(ラム・シュー)/澤田拳也
 特別出演:呉彦祖(ダニエル・ウー)/秦沛(チョン・プイ)/方中信(アレックス・フォン)/徐克(ツイ・ハーク)/谷徳昭(ヴィンセント・クォック)

これまた期待が高まりまくる大作です。トニーとチンワンの魔術対決! 実は春に香港でVCDを買ったのですが、まだ最初しか見ていない...。日本語字幕&大画面で見られるなら、それまで待つかなあ。ここに付けた画像は、そのVCDのカヴァーです。1920年代の北京を舞台にしているので、そのレトロ感も見応えがあります。

この映画、主演の顔ぶれもすごいんですが、ゲスト出演の顔ぶれも豪華。ダニエル・ウーは初っぱなに出てきて、魔術の犠牲(?)になっちゃいます。こんな素敵な士官姿なんですけど、その5分後には....なので、ファンの方は怒らないで見て下さいね。次々登場する魔術の数々も楽しみなんですが、残念なのは北京語版での上映であること。というわけで、予告編は広東語版を付けておきました。

『狼たちのノクターン 夜想曲』
 (2012年/108分/広東語/原題:大追捕 Nightfall) 予告編

 製作:ビル・コン(江志強)
 監督・脚本:周顯揚(ロイ・チョウ)
 出演:張家輝(ニック・チョン)/任達華(サイモン・ヤム)/文詠珊(ジャニス・マン)/王敏徳(マイケル・ウォン)

この3月に香港で見た作品がもう日本へ。ニック・チョンが犯罪者と思われる不気味な人物を演じ、ヤムさんは彼を追いつめていく刑事役です。関係ないけど、ヤムさん出演の韓国映画『泥棒たち』の公開はどーなっているんでしょう?? 

公開の時期と劇場は次の通りです。

@シネマート六本木 HP

  『最愛』                 12月15日(土)~
  『大魔術師 Xのダブル・トリック』    1月5日(土)~
  『狼たちのノクターン 夜想曲』       1月26日(土)

@シネマート心斎橋 HP

  12月29日(土)~ 一挙公開! (ええなあ~~~、大阪)

香港映画の公開、これだけじゃないんですよ。同じくシネマート系で、1月5日(土)からは『燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘』  (2010年/中国(香港)/96分/原題:打擂台)が公開予定で、続いて1月12日(土)からは『トリプルタップ』 (2010年/中国(香港)/118分/原題:鎗王之王)が限定公開されます。詳しくは、首都圏の方はこちらを、関西の方はこちら『燃えよ!じじぃドラゴン』を、こちら『トリプルタップ』をどうぞ。

冬休み&お正月は香港映画三昧に決定! ですね。

 


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