行ってきました、『バーフバリ 伝説誕生』@新宿ピカデリー。月曜日だというのに、ほぼ満員でした。回りを見回したら、空いてる席は1席だけ。開始直前に入ってきた隣席の女性の方はどうやらカップルらしかったのですが、男性の方は同じ列の離れた席に座ったので、多分2席続けて空いている所がなかったのではないかと思います(それでも見るなんてエライ!)。初日の土曜日と昨日の日曜日は文字通りの満員で、今日は週のお仕事始めだし少ないかも~、と心配して行ったのですが、よけいなお世話でした。
©ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.
で、何度目かの『バーフバリ 伝説誕生』は全然退屈せず、見るたびに味わう体の細胞がパンパンに張る感じをまた今日も味わいました。特に部族との合戦シーンは、うわぁこんなに人が飛んでたっけ!とあらためて目を見張ったのですが、その前に登場する大雨の中で戦うシーンといい、撮るの大変だったろうなあ、と何度見てもため息が出ます。ほとんどのシーンにCGが使ってあるから作れたのだ、という見方もできますが、そのCGにかかる手間や時間も考えると、2016年公開予定だった後編、『Baahubali: The Conclusion』(訳すと『バーフバリ 伝説完結』でしょうか)が2017年4月28日公開までずれ込んだのも仕方ないかも、というところです。前にこちらでご案内したように、後編もツインさんが買っていますので、「早くあの続きが知りたい!」という方もしばしの辛抱です。
©ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.
なお、インド本国では、4月28日の後編公開に向けて『バーフバリ 伝説誕生』が再度公開中です。ヒンディー語版だけのようなのですが、北インドの900スクリーンで公開中とかで、ムンバイとその近郊の映画案内サイトをチェックしてみると、何と92館で上映中でした。「日本とインドで同時公開中!」というのは嬉しいですが、日本の上映館の少なさを知られると、バラーラデーヴァ(ラーナー・ダッグバーティ)からあのガダー(先に球体ののついた武器で、ハヌマーンの持ち物として知られる。バラーラデーヴァのガダーは、球体だけが分離して鎖でつながれ、振り回せるようになっている)で殴られそうな気がします。おっと、そう言えば、首都圏の上映館が増えました。4月15日(土)よりMOVIX昭島で1週間限定上映だそうです(ムムム、結構開始時間が遅いですね)。新宿ピカデリーでの上映は、4月14日(金)に予定されている「絶叫上映」で終了だそうです、シクシク。まだの方は、残業なんかやめて見に行きましょう!
©ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.
少し前から、見た方の反応を知るためにcocoのツイッターをよく見ています。公開直前はツイート数計500ぐらいだったのに、あっという間に1000の大台を超え、今は1669(見るたびにどんどん増えて、今1709)。その中に、「ピカデリーは音がいい」(違う表現だったらごめんなさい。確かめようとしたのですが、あまりに数が多くなりすぎて見つけられませんでした)というのがあって「へェ~」と思ったんですが、今日行ってみてしっかり確認。最初の方でカッタッパ(サティヤラージ)と武器商人アスラム(スディープ)が剣を交えるシーンなどは、耳がキーンとするようなリアルな音で剣と剣のぶつかり合いが聞こえます。これまでスクリーンで4回も見ているのに、初めての経験でした。だからよけいに、エンドロールの途中でBGMが消えてしまうのが気になるのかも知れませんね。でもちゃんとツイートで、「バーフバリ、まさかのエンドロール中で無音になって2、3分経過するけど、曲の尺が足りなかっただけで機材の故障とかじゃないから映画館に苦情を言わないで欲しいし、インド映画にはままあることだから大騒ぎもしないでほしいし、なんなら『バーフバリ!』とコールする時間にあててほしい」と言い訳してくれている人がいたり、「最後の数分間のあのエンドロールの沈黙は興奮で温まった身体を冷ますための数分間ではないだろうか」と書いてくれている人がいたりして、見るたんびに日本の観客の皆さんはすごい!と思ってしまいます。
©ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.
でも一番笑ったのは、「バーフバリ! バーフバリ!」と連呼しているツイートがいっぱいあることで、わかるわ~、その気持ち、と右手のこぶしを握りしめてこちらも連呼したくなりました。今日もエンドロールが無音になったところでやってみたかったのですが、観客の皆さんが全編すごく集中して見ていたのがわかり、余韻を壊してはいけないかと思ってできませんでした(私も案外気が小さい....)。今日はシヴドゥことマヘンドラ・バーフバリ(プラバース)とアヴァンティカ(タマンナー)のラブシーンの歌のところでちょっと笑いが出ただけで、あとは場内ビシッと張りつめた空気が漂っていました。
©ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.
「バーフバリ! バーフバリ!」の連呼、リピーターが多い上映だとやれそうですね。「絶叫上映」ではぜひ、「バーフバリ! バーフバリ! アンコール!」とやって下さい。どの劇場もブッキング合戦で大変みたいですが、「そんなに面白いならうちが」と名乗り出て下さる劇場さんが多数あることを願っています!
映画「バーフバリ 伝説誕生」予告編
ついでに、後編の予告編もつけてしまいます~。
映画『バーフバリ2(原題)』予告
ああ、早く見たい、バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!....。公式サイトはこちら、このブログでのご紹介「そろそろ本腰入れて『バーフバリ 伝説誕生』を語ろう」は、こちらとかこちらとかこちらです。
プラバースはラジニとヴィクラムを足したような容貌ですね。かっこいいのはもちろん、軽妙さもある所が今後の可能性を感じさせます。暴君の方もかっこよすぎて、見た目では悪役に思えなかったです。
全編リキ入りまくりの男くさい映画なのに、女性4人(義母、実母、養母、恋人)が強い意思を持ってストーリーにかかわっているのがとてもかっこよかったです。
大阪の状況がわかって嬉しいです!
なんばパークスシネマも、1日1回で1週間の上映なんですね。
時間がちょっと早いのが難点ですが、関西に住んではる皆さ~ん、がんばって毎回満席にして下さいね~。
ツイートを見ていると、塚口サンサン劇場さんでやってほしいという声がずいぶんあがっていますが、ぜひ実現してほしいものです。
東京や川崎もたのんまっせえ!
プラバースは、最初シンガポールで見た時、清潔感に溢れていてびっくりしました。
目のあたりが薄いというか、おっしゃるように全体的に軽やかな感じがします。
ラーナー・ダッグバーティの方は、ファンの方は怒るかも知れませんが、まだちょっと演技力に欠けるところがあるので、悪のいやらしさが出せていない感じです。
後編ではどうでしょうね。
(ああ、後編見たいっ!!)
まさか売り切れるとは思わず、のんきにかまえていたのが大間違いでした。
これだけ客が入っているのだから、もう少し客席数の多いスクリーンで上映してほしい。というか、来週も上映を継続してほしい。
このあと、他の劇場で上映するという予定もないのですよね。
ああ、前編見たいっ!!
売り切れてましたか~。
朝10字半とは、文字通り早々に売り切れですね。
で、明日の絶叫上映を予約なさったとか?
昭島は遠いでしょうか?
しかし遠くても、いらしてご覧になる価値は200%あります!
三丁目で飲んで終電でお帰りになると思えば、同じぐらいの陶酔を与えてくれる『バーフバリ 伝説誕生』@MOVIX昭島へぜひ!
よしださんの『バーフバリ』評、読みたいです。