新年のご挨拶を申し上げます。नववर्ष की शुभकामनाएं ! !نیا سال مبارک ہو 今年は穏やかなお正月でホッとしましたが、昨年のことを思い出すと、それから年末の韓国の飛行機事故のことなどを思うと、つらい思いをする方がたくさんいらっしゃるお正月だなあ、と思ってしまいます。私も50年前、1975年のお正月は、冷凍庫みたいな心を抱えながら過ごしたのでした...。
それはさておき、今年も恒例のアジア各国映画興収トップ10をやってみることにします。まず本日は、先日トップ・セブンをお知らせしたインド映画からトップ20を。IMDbのこちらの資料を元にしたのですが、どうも今年は精度が低いというか、データが不統一で、ちょっと信憑性に欠けますね。とりあえずの目安、ということでご覧下さい。今回は、本国版ポスターの貼り付けだけにしておきます。
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インド映画2024年興収トップ20
1.『Pushpa: The Rule - Part 2(プシュパ:支配-第2部)』 164億6800万ルピー
テルグ語
監督:スクマール
出演:アッル・アルジュン、ラシュミカー・マンダンナ、ファハド・ファーシル
2.『カルキ 2898-AD』 105億2500万ルピー
テルグ語
監督:ナーグ・アシュウィン
出演:プラバース、アミターブ・バッチャン、ディーピカー・パードゥコーン
3.『Stree 2: Sarkate Ka Aatank(女性2:首なし人間の恐怖)』 85億8400万ルピー
ヒンディー語
監督:アマル・カゥシク
出演:ラージクマール・ラオ、シュラッダー・カプール、パンカジ・トリパーティー
4.『The Greatest of All Time(歴代最高)』 46億300万ルピー
タミル語
監督:ヴェンカト・プラブ
出演:ヴィジャイ、プラシャーント、プラブ・デーヴァ
5.『デーヴァラ』 46億300万ルピー
テルグ語
監督:コラターラ・シヴァ
出演:NTR Jr.、サイフ・アリー・カーン、ジャーンヴィー・カプール
6.『Bhool Bhulaiyaa 3(迷い道3)』 39億6700万ルピー
ヒンディー語
監督:アニース・バーズミー
出演:カールティク・アーリヤン
7.『Singham Again(シンガム再び)』 37億8400万ルピー
ヒンディー語
監督:ローヒト・シェッティー
出演:アジャイ・デーウガン、アクシャイ・クマール、ランヴィール・シン
8.『Fighter(戦闘者)』 35億54万ルピー
ヒンディー語
監督:シッダールト・アーナンド
出演:リティク・ローシャン、ディーピカー・パードゥコーン、アニル・カプール
9.『Amaran(不死の人)』 33億200万ルピー
タミル語
監督:ラージクマール・ペリヤサーミー
出演:シヴァカールティケーヤン、サーイー・パッラヴィー、ブヴァン・アローラー
10.『ハヌ・マン』 29億6500万ルピー
テルグ語
監督:プラシャーント・ヴァルマー
出演:テージャ・サッジャー、アムリタ・アイヤル、ラヴィ・テージャ(声の出演)
11.『Vettaiyan(ハンター)』 25億5800万ルピー
タミル語
監督:T.J.ニャナヴェル
出演:ラジニカーント、アミターブ・バッチャン、ファハド・ファーシル
12.『マンニュンマル・ボーイズ』 24億1200万ルピー
マラヤーラム語
監督:チダンバラム・S・ポドゥヴァール
出演:サウビン・シャーヒル、シュリーナート・バーシ
13.『Shaitaan(悪魔)』 21億2200万ルピー
ヒンディー語
監督:ヴィカース・ベール
出演:アジャイ・デーウガン、マーダヴァン、ジョーティカー
14.『グントゥールの激辛男』 18億4200万ルピー
テルグ語
監督:トリヴィクラム・シュリーニヴァース
出演:マヘーシュ・バーブ、シュリーリーラ
15.『Maharaja(マハーラージャー)』 17億400万ルピー
タミル語
監督:ニッティラン・スワーミナータン
出演:ヴィジャイ・セードゥパティ、アヌラーグ・カシャプ、マムター・モーハンダース
16.『The Goat Life(羊の生活)』 15億9100万ルピー
マラヤーラム語
監督:ブレーシー
出演:プリトヴィーラージ・スクマーラン、K.R,ゴークル
17.『Crew(乗務員)』 15億6800万ルピー
ヒンディー語
監督:ラージェーシュ・A・クリシュナン
出演:カリーナー・カプール、タッブー、クリティ・サノーン
18.『Raayan(ラーヤン)』 15億6100万ルピー
タミル語
監督:ダヌシュ
出演:ダヌシュ、S.J.スーリヤ、アパルナ・バーラムラーリー
19.『Aavesham(興奮)』 15億4300万ルピー
マラヤーラム語
監督:ジートゥ・マーダヴァン
出演:ファハド・ファーシル、ヒップスター、ミトゥン・ジャイ・シャンカル
20.『Indian 2(インドの仕置人2)』 15億900万ルピー
タミル語
監督:S.シャンカル
出演:カマル・ハーサン、シッダールト、ラクル・プリート・シン
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言語別本数は、ヒンディー語6本、タミル語6本、テルグ語5本、マラヤーラム語3本となっています。カンナダ語が1本もないのは寂しいですね。マラヤーラム語映画はここに挙げた3本以外にも、『Premalu(テルグ語で”恋”)』と『ARM(Ajayante Randam Moshanamの略。意味は”アジャヤンの二度目の盗み”)』という2本の10億ルピー超えヒットも出していて、マラヤーラム語映画歴代興収トップ10の半分が2024年のヒット作となりました。今年も要注目です。2025年早々の話題としては、S.S.ラージャマウリ監督作で、マヘーシュ・バーブ、プリヤンカー・チョープラー、プリトヴィーラージ・スクマーランが出演する『SSMB29(仮題)』に関して、本日、1月2日に何らかの発表がある、というニュースが流れたこと。この映画は2部作の「ジャングル・アドヴェンチャー」映画で、2027年と2029年に公開される、という報道もあり、期待が高まっています。
いつもブログ楽しみに読ませてもらっています
2024年も多くのインド映画が劇場の大きなスクリーンで見れて感激でした。その一方で、このTOP10に入っている映画の多くも、英語字幕であればNetflixで見れるようになったので、それはそれでありがたい時代になりましたね
おっしゃる通りで、英語字幕がOKなら見られるインド映画はぐんと増えますね。
今回のトップ20のうち、日本で上映&映画祭上映されたもの以外の作品を、ネトフリで見られるもの、見られないものに分けてみました。
見られない作品は、Amazon Prime Videoが配信権を獲得しているもので、残念ながら日本のアマプラは見られるようにしてくれていないのです。
MP3の音楽ソフトは扱っているのですが、そんなものはYouTubeで画像と共に聞けるため、全然ありがたくありません。
愚痴はさておき、以下の作品がネトフリで見られます(英語字幕OKに指定して下さいね)。
『The Greatest of All Time』
『Bhool Bhulaiyaa 3』
『Fighter』
『Amaran』
『Shaitaan』
『Maharaja』
『The Goat Life』
『Crew』
『Indian 2』
『Pushpa: The Rule - Part 2』もすでに配信権をネトフリに27億5千万ルピー(約50億円!)で売っていて、時期は未定ながら、あと1ヶ月か2ヶ月すれば見られるのではないかと思います。
一方アマプラ配信は、『Stree 2: Sarkate Ka Aatank』 『Singham Again』『Vettaiyan』『Raayan』 『Aavesham』となります。『Aavesham』でファハド・ファーシルの怪演?が見たいので、アマプラの配信をぜひお願いしたい私です。