アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

新年好!

2018-01-01 | アジア映画全般


皆様、新年おめでとうございます。恭喜發財、萬事如意、狗年大吉、年年有余。हैप्पी न्यू ईयर | Selamat Tahun Baru. 새해 복 많이 받으세요. 今年もよろしくお願い致します。

新年のニュースと言えば、スーパースター、ラジニカーントが大晦日に「今こそ変革の時だ」と演説して、自らの政界入りを示唆した、というのがインド、特に彼の住むタミル・ナードゥ州で大きな話題になっています。

Watch: Rajnikanth Announces his Political Debut on New Year’s Eve | The Quint

体は大丈夫なのでしょうか? 今春公開予定の『ロボット』の続編『2.0』が彼の最後の出演作となってしまうのでしょうか?? 続報が待たれます。

今年もお年賀状をたくさんいただいたのですが、いつもお世話になっている配給会社から来たお年賀状に、今年のアジア映画公開作が載っているものがありました。まずは、『バーフバリ 王の凱旋』が大ウケ中のツインさんからです。


韓国映画4本がアップされていますが、公開日が決まっている『コンフィデンシャル/共助』『ザ・キング』はすでに試写を拝見していますので、おいおいご紹介致します。前者はヒョンビンとユ・ヘジン主演、後者はチョ・インソンとチョン・ウソンの主演作です。キム・スヒョン主演の『リアル』も月末に試写が予定されているので、これもご紹介できるかと思います。『The Merciless』は韓国語原題の訳は『不汗党:悪いやつらの世界』で、主演はソル・ギョングとイム・シワン。さて、この中から、昨年の『新感染 ファイナル・エクスプレス』のような大ヒットがまた出るでしょうか。

続いて、「インド映画完全ガイド」出版時にはいろいろお手数をおかけしてしまったマクザムさんからは、こんな嬉しいお年賀状が届きました。


昨年のアジアフォーカス・福岡国際映画祭で観客賞を獲得したタイ映画『頭脳ゲーム』をしっかり買って下さっています。秋の公開だそうで、邦題も変わるのかも知れませんね。すでに海外で2回見たのですが、日本語字幕でもう一度、じっくりと見てみたい作品です。あとは、夏に公開されるという中国映画『夏、19歳の肖像』は、台湾の張栄吉(チャン・ロンジー)監督(『光にふれる』2012年)の作品で、黄子韜(ファン・ズータオ)の主演となります。こちらも楽しみですね。

そのほか、岩波ホールさんからのお年賀状に、インド映画『Hotel Salvation(英題)』(2016)が公開予定作として挙げられていました。昨年、ビターズ・エンド配給というのがツイッターで漏れたりしたので、すでにご存じの方も多いと思います。ヒンディー語の原題は『Mukti Bhavan(解脱の家)』と言い、世界各地の映画祭に出品されて好評を得ている作品です。予告編を付けておきますので、チラ見して下さいね。息子役は『マダム・イン・ニューヨーク』のアーディル・フセイン、嫁役は『裁き』で女性検事を演じたギータンジャリ・クルカルニーです。

Mukti Bhawan Official Trailer | Adil Hussain | Releasing 7th April

今年も、アジア映画がいっぱい公開されますように!

<追記>アルゴ・ピクチャーズさんからのお年賀状です。どこの国の映画かお分かりですか?

『草原に黄色い花を見つける』等、ベトナム映画の配給実績があるアルゴ・ピクチャーズさんですが、2018年は日本・ベトナム外交関係樹立45周年に当たるそうで、「ベトナム映画祭」を企画中なのだとか。そのうちの1本として、上の画像の作品『ベトナムを懐(おも)う(原題:Da Co Hoai Lang)』が上映されるとかで、これは楽しみですね。「アメリカで生活する3世代のベトナム人家族を通し、世代間の軋轢、家族や幼馴染みとの絆、そして祖国への思いを描いた感動作」とのことですが、予告編を見つけましたので付けておきます。

Dạ Cổ Hoài Lang- Official Trailer- KC 24.03.2017



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2 コメント

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主演 (ゆず)
2018-01-08 07:42:09
不汗党の主演ソル・ギャングさんとイム・シワン2人ではないですか?
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ゆず様 (cinetama)
2018-01-08 19:40:28
コメント、というか、ご指摘ありがとうございました。

タイトルで調べたらソル・ギョングの名前が出て来たので彼だけを挙げたのですが、今、いろいろ調べてみましたら、確かにお二人ともが主演という扱いになっていますね。
失礼しました&訂正しておきました。

昨年暮れには遅ればせながら、イム・シワンの「ミセンー未生ー」をNetflixで楽しんだので、『The Merciless』も楽しみにしています。
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