Periploさんからお知らせをいただきました。マラヤーラム語映画の上映会のお知らせです。
『Virus(ウィルス)』
2019/マラヤーラム語/152分/英語字幕
監督:アーシク・アブ
主演:クンチャーコー・ボーバン、パールヴァティほか
■日時:2019年7月6日(土)午後 2:00~
■会場:埼玉県川口市SKIPシティ、彩の国ビジュアルプラザ アクセス
■料金:大人2,000円
■主催:セルロイドジャパン HP
periploさんの詳しいご紹介ページはこちら。いただいたメールによると、「『沈黙のラーガ』のレーヴァティ、『チャーリー』のパールヴァティ、『ナイジェリアのスーダンさん』のサウビン・シャーヒルなどが出演するパニック系群像ドラマです。決して楽しいストーリーではないと思いますが、現地では大変に好評で、今も売り上げを更新中とのことです」だそうです。レーヴァティは、ヒンディー語映画『マルガリータで乾杯を!』(2014)のお母さん役でもお馴染みですね。サウビン・シャーヒルは『チャーリー』(2015)ではコソ泥役をしていましたし、この春インドで見た私のお気に入り作品『Kumbalangi Nights(クンバランギの夜)』(2018)では、長兄役で貫禄ある名演技を見せてくれていました。こういう主役級の人々がどかどか出ている豪華作品のようですが、下の予告編を見るとパンデミックものかな、という感じです。
Virus Official Trailer | Aashiq Abu | OPM Records
Periploさんのご紹介ページを読んでみると、何と昨年ケーララ州で起きたニパ・ウィルス(Nipah Virus)による感染症の流行を描いたもので、その対応に追われた医療関係者や政府関係者の姿を、実話を元に描いた作品でした。うーむ、こんなことが昨年起きていたとは。昨日、「原因は果物のライチ? 脳炎で子ども130人以上死亡 インド東部」という新聞記事を見たばかりだったので、これも何かのウィルスが原因では? などと思ってしまいました。
サスペンス映画としても出来がいいらしい『Virus(ウィルス)』、ご興味がおありの方はぜひお出かけ下さい。