仕事がめっちゃ立て込んでまして、ブログ更新もままならず。昨日までは、ある大学で1日5コマ×3日のアジア映画集中講義をやっていました。今年は例年以上にステキな学生さんが多く、私の失敗をカバーしてくれたりして、楽しい3日間でした。
で、昨日遅くに帰宅してみれば、グレゴリ青山さんから疲れ目に沁みるようなお葉書が。「グレゴリ青山展~竹中英太郎への旅」のご案内状でした。そのまま、スキャンして掲載してしまいます。あて名面の方にはグレゴリさんからの私信も入っているのですが、ここに詳しい場所等のご案内があるので、グレちゃん、載せてしまってごめんなさい、です。
上にあるように、甲府市にある竹中英太郎記念館での開催だそうで、グレゴリさんも2日間来館なさるとか。グレゴリファンの皆様、グレゴリさんと親しくお話しできるチャンスですよ~。私は....ちょっとその日には行けそうにありません、かんにんやで~、グレちゃん。後日、拝見しに行くからね~。
そうそう、竹中英太郎(1906~1988)は、江戸川乱歩や横溝正史の小説に挿絵を描いた画家で、ルポライターの竹中労の父としても知られています。Wikiの紹介はこちらをどうぞ。竹中英太郎記念館のサイトはこちらで、ここで何点か彼の作品を見ることができます。
こんな竹中英太郎の作品に響き合うグレゴリ青山さんの作品、どんなものなんでしょうね。グレゴリ青山さんのWikiでの紹介はこちらです。著書を読んで&見てみたい方のために、いくつか本の紹介も付けておきます。では、展覧会にいらした方があれば、後日コメントをお寄せ下さいね。
新装版 旅のグ (ちくま文庫) | |
グレゴリ青山 | |
筑摩書房 |
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グレゴリ青山 | |||
メディアファクトリー |
ひみつのグ印観光公司 | |
グレゴリ青山 | |
講談社 |
グ印亜細亜商会 | |
グレゴリ青山 | |
旅行人 |
本当は竹中英太郎のような耽美派画家になるつもりが、なぜか今はお笑い漫画家なってしまったグですが、今回は昔のグの夢の跡のような絵も展示します。でも、竹中英太郎の耽美さには到底かなわないところも、今回の企画展の見どころです。うふふふふ。
10月、11月にも顔を出す予定ですので、タイミングが合って、お会いできればうれしいです。
それにしても、今年はインド映画の、あの俳優、この俳優が日本の映画館の大画面で見ることができて、とてもしあわせです。まだこれからも公開が続くようで、うれしい限りです。また映画館で松岡さん字幕に出会えることを楽しみにしてますーー!
いやいや、お笑い漫画家とご自身のことをおっしゃってますが、グレゴリさんの絵は瞬間的にもーのすごく耽美的になることがあって、そのコマだけぐーっと奥行きが深くなったところにきれいな額縁に入って存在している、というような感じを受けることがあります。そんな感じが持続する作品もありますしね。
今度の展覧会では、どんな絵が拝見できるのか楽しみです。うまくご予定と合って、久しぶりにお目にかかれるといいですね~~~。
竹中英太郎の次女・竹中紫と申します。
この度は、「竹中英太郎への旅・グレゴリ青山展」をブログに取り上げていただき本当にありがとうございました。
グレゴリ青山様とは、記念館が開館しましてから親しくさせていただいております。
開館10周年という節目にグレゴリ青山様の企画展を開催できますことを大変嬉しく思っております。
お忙しいとは存じますが、ぜひ企画展へお出で頂きます様楽しみにしております。
拙文中では、お父様、お兄様に敬称もおつけせず申し訳ありません。著名人でいらっしゃる、ということでお許し下さいませ。
グレゴリさんは以前のご著書「グ印亞細亞商會」の中でも、お父様、竹中英太郎氏を詳しく紹介していらっしゃいましたね。あそこに描かれていたグレゴリさんの絵も素晴らしいのですが、彼女を虜にした竹中英太郎作品というのはどんなかしら、と興味を引かれたものでした。
11月になると思いますが、ぜひ拝見しに行きたいと思いますので、よろしくお願い致します。その折を楽しみにしていますので~。