アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

『カルキ 2898-AD』のメイキングシーンが面白すぎる!

2025-01-14 | インド映画

今日は「地球の歩き方:インド」の編集者の皆さんと、新版(2025-26)についての打ち合わせをやりました。「2024-25」版をご覧下さった方も多いかと思いますが、4ページにわたって映画のページ「映画が拓くインドへの道」が作ってあり、おまけに井生明さんの見事な写真をふんだんに使った、「ラモージの夢、王国の残り香」というインド最大の映画スタジオ、ラモージ・フィルム・シティを紹介する記事もあって、この「地球の歩き方:インド」は映画ファンならぜひお手元に1冊、という本になっています。今回は内容を一部手直しすることになり、2024年のヒット映画なども入れ込んで更新、さらに充実させることになったので、これから資料を集めて執筆に取りかかる予定です。下は、今やインド映画のヒット作はすべてここから生まれる、といった感のある、ラモージ・フィルム・シティの入り口(2009年3月撮影)です。

で、今、いろんな参考資料を見ているのですが、YouTubeであれこれ捜したところ、『カルキ 2898-AD』のメイキングシーンがいろいろアップされているのに気がつきました。どの動画もなかなか上手な編集で、短時間に豊富な内容を紹介してくれています。ここにはアトランダムに選んだ3編を付けておきましょう。

Kalki 2898 AD Ashwatthama VFX Breakdown I Prabhas, Amitabh B, Kamal Hassan

 

映画の冒頭に登場する、アシュヴァッターマン(アシュヴァッターマー)の若い頃がCGでどのように作られていったのか、よくわかります。アミターブ・バッチャンの1970年代&80年代の写真を元にしていたんですね。

 

Behind The Action with Stunt Choreographer Andy Long Nguyen | Kalki 2898 AD | #EpicBlockbusterKalki

 

アクション監督のアンディ・ロン(本名アンドレアス・ニュエン)をフィーチャーしたメイキングです。俳優としても活躍するベトナム人のアンディ・ロンは1988年生まれ。幼い時からジャッキー・チェンに憧れ、様々な格闘技(功夫、柔道、テコンドーなど)を身につけてきたアンディ・ロンはドイツで育ち、2008年にドイツ映画でデビュー。その後ベトナム映画『Luc Van Tien: Tuyet Dinh Kungfu』に主演したりしながら、アクション監督として自分のスタントチームを組織していきます。インド映画は『カルキ』が初めてですが、今後活躍の場が広がるかも知れません。                                                            

 

Keerthy Suresh as the Voice of Bujji | Kalki 2898 AD | Prabhas | Nag Ashwin

 

ブッジの声をあてたのは、こんなきれいな女優、キールティ・スレーシュです。新婚ほやほや、と言うか、この『カルキ』の大ヒットのあと、昨年12月に結婚しました。録音室でのお茶目ぶりを見ていると、バイラヴァをやり込めるブッジにピッタリだったのでは、と思いますね。

YouTubeには、他にもメイキング映像がいっぱい。いろいろ捜して見てみて下さい。なお、劇場での上映は、1月16日(木)で終了するところもあるようなので、まだ劇場に足を運んでいない、という方は、お早めに見にいらして下さいね。公式サイトはこちらです。

 


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