今週は、ご馳走の続いた1週間でした。今日も大森にあるインド料理店マシャールに初めて行き、おいしいランチを堪能してきました。友人と久しぶりに会おうということになって、前から行きたかったマシャールに誘ったのですが、予想を上回るおいしさでした。お店の情報はこちらです。
インド宮廷料理マシャール 公式サイト
JR大森駅より徒歩5分、LUZ大森というビルの3階にあります。店内はドアから入ったフロアのほか、奥にもテーブル席があり、ゆったりとしていて落ち着けます。本日我々がいただいたのはマシャール・ランチ¥2,500とビリヤーニー・ランチ:チキン¥2,200&マトン¥2,300で、カレーは特別にエビカレーにしたので+アルファとなりましたが、その価値は十二分にありました。こちらがマシャール・ランチです。
手前がエビのカレーで、右側がナーン、上の方にサラダ(切り方やドレッシングも◎)とアチャール(漬物)とパーパル、そしてデザートの甘いヨーグルトとタンドーリーで焼いたものに付けるプディナ(ミント)とダニヤー(コリアンダー=香菜=パクチー)のチャトニー(ソース)、最後の左下がタンドーリー・チキンとシーク・カバーブ、タンドーリー・フィッシュです。ナーンも大きくて、もうお腹いっぱいになります。
ビリヤーニー・ランチの方は、エビのカレーから時計と反対回りにライター(ヨーグルト・サラダ)、マトン・ビリヤーニー(マトンがいいお味!)、サラダにパーパルにデザートは同じで、タンドーリー・チキン一切れとシーク・カバーブです。こちらも、食べ応え十分と友人は言っていました。ビリヤーニーはチキンとマトンの両方があったのですが、マトンは珍しいものね。お互いにちょっとずつ味見しあって、いろんな味が楽しめました。
実はこのお店、以前私と友人たちが発行していた「インド通信」の会員のアリ三貴子(旧姓柴原)さんが経営しているお店で、前から行きたいと思っていたのです。行ってみればキネカ大森にも近くて、これは便利、と思っている次第です。三貴子さんは以前、「柴原三貴子」名で「ムスリムの女たちのインド」(木犀社、2005)というエッセーというか旅行記というか、自身のお上手な写真を使ったインド・ルポを上梓していて、将来は写真家か、フォト・エッセイストかになるのかな、と思っていました。その後パキスタン人のアリさんと結婚して2人の男の子のお母さんになり、ついにはインド料理店のオーナーに、というわけで、ものすごい努力家なのです。「ムスリムの女たちのインド」はその後、2012年に増補版が出て、増補部分では三貴子さんの結婚について詳しく知ることができます。アマゾンでは旧版が手に入るようですが、出版元の木犀社には増補版がまだあるようです。読み応えのある本ですので、ぜひ読んでみて下さい。
そして、実は今週初めの9月17日(火)にも、おいしいインド料理を食べたのでした。この日はある仕事で四ッ谷のインド料理店ムンバイ(公式サイト)に行き、お仕事終了後にスタッフの方々とそこで夕食をいただいた、という形なのですが、実はこのムンバイ、10月4日(金)公開のヒンディー語映画『花嫁はどこへ?』(2024)とコラボしていて、映画の中で出てくる駅のプラットフォームのスタンドで提供されるスナック――サモゥサにパンのパコーラー、お菓子のカラカンドなどを出してくれているのです。公式サイトをぜひクリックして、見てみて下さいね。この日は仕事でいっぱいいっぱいだったため、終了後の食事でも写真を撮り損ねたのですが、慰労ディナーで注文したカレー5種(バターチキン、バインガン(ナス)バルター、あとは料理名を忘れました...)がどれもおいしくて、その味に感心しつつ、ナーンやイエローライスと共においしくいただいたのでした。このムンバイ四ッ谷店、店内のインテリアも凝っていて、まるでブルーシティと呼ばれるジョードプルかと思うような、ブルーを基調とした素晴らしい空間でした。店内に『花嫁はどこへ?』のチラシなども置いてありますので、ぜひお立ち寄り下さいね。こちらも駅から5分です。
あと、これはインドとは100%無関係(笑)なのですが、9月20日に毎年恒例の健診を受けたので、朝ご飯抜きの身はつい「贅沢しちゃえ!」とばかりに「鰻懐石」なるものを食べてしまいました。鰻は今年5月、名古屋で友人夫妻に案内してもらった「ひつまぶし」でイヤというほど食べたので、「もう一生食べなくてもいいわ~」と思っていたのですが、下の鰻のやわらかくておいしいこと、おいしいこと。「ひつまぶしの誓い(?)」もどこかへ飛んで行ってしまいました。これで1500円ちょっとでしたから、お得なランチでした。
というわけで、週の半分の日に贅沢してしまった今週。明日からはダイエットですね...。