しーさるの鉄日記

早朝はやぶさ、6月に運転



JR東日本は、6/23と30に、大宮6時丁度に出発する『はやぶさ101号』を運転することを発表した。途中停車駅は仙台、盛岡、青森で、新函館北斗には941に到着する。
また、JR北海道はこの『はやぶさ101号』に接続する『はこだてライナー』と『北斗85号』を臨時運転、函館には1009、札幌には1342に到着する。

-------------------------------------

臨時とはいえ、ようやく首都圏を6時丁度に出発する東北新幹線を設定することに。品川発6時の『のぞみ99号』があるくらいだから、あってもおかしくないけど、ビジネスニーズが東海道ほどではないから繁忙期ですら設定されていたなかったようだ。設定されることになったのはGWでなく、6月下旬の土曜日という中途半端な時期。大人の休日♀y部パスの兼ね合いだろう。

この『はやぶさ101号』に乗ることで、定期の『はやぶさ1号』より1時間ほど、臨時の『はやぶさ45号』に比べても30分以上早く、仙台や盛岡に着くことができるようになる。『はやぶさ101号』に乗るためには、大宮に5時50分前後には着かなければならない。桜木町発朝一の京浜東北は、大宮に551に着くが、上野で高崎線へ4分で乗り換えれば、大宮に539に着くことができる。この京浜東北へは、秋葉原では津田沼発の総武線、日暮里では高砂発の京成線、西日暮里では我孫子発の常磐線緩行線から乗り換えることができる。また、京浜東北の南浦和発は539なので、南越谷発514(北越谷発から接続)、府中本町発501の武蔵野線から乗り換えることができる。この武蔵野線は、川越市発と成増発の東上線、小手指発と保谷発の西武線、中野発と高尾発中央線から乗り換えることができる。


一方西側に目を向けると、池袋発513の埼京線が大宮に549に到着する。池袋では、成増発東上線、保谷発西武線の接続を受ける。ただ、山手線外回りからの乗り換え時間は2分しかない。この山手線外回りに接続するのは、高田馬場での上石神井発西武線、新宿での桜上水発京王線ぐらいだ。三鷹発中央線も接続するが、池袋での2分乗換を考えると、西国分寺経由の方がいいだろう。北側は、籠原発506が11分、宇都宮発437が7分で接続、久喜では館林発500と北春日部発507が接続する。川越線は川越発524が接続、これには志木発453の東上線が接続するだけだ。つまり、東上線からだと成増以南は池袋経由、成増~志木は朝霞台経由、志木~川越市は川越経由となる。アーバンパークラインは七光台発511が接続、これには南栗橋発500の準急が接続する。春日部以南でスカイツリーラインから乗り継げる駅は、北越谷、越谷だけ、都内でも北千住発503の千代田線には乗ることができない。

これらをまとめると、山手線及び中央・総武線北側と京浜東北線西側に囲まれたエリア以外に、我孫子方面や横浜方面から、この大宮600発の『はやぶさ101号』に乗り継げるということになる。

仙台には706分に到着、仙石東北ラインには18分接続で石巻には820に着くことができる。山形への仙山線はタッチ差で接続しない。715のバスに乗れば、山形着が822で、朝一のつばさより35分早く到着できる。仙台発は707となっていることから、定刻706の『やまびこ97号』を数分繰り下げ時変すると思われる。つまり緩急結合するので、『はやぶさ』通過駅へ向かう場合も朝一の『やまびこ41号』より1時間近く繰り上がる。このことで、鳴子温泉へは1時間50分繰上げとなるものの、『やまびこ97号』から大船渡線、北上線、釜石線への接続は良くないので後続の『やまびこ41号』に乗っても変わらない。ただ、一関と北上での東北本線下りへの接続はいいので、平泉は8時前に着くことができる。中尊寺は8時半に開くから、いいタイミングだ。

『はやぶさ101号』は、北上で『はやぶさ・こまち95号』を追い抜く。このことで『はやぶさ・こまち95号』は北上から5分の繰下げ時間変更になるので、盛岡での停車時間が元々10分あるので、盛岡発は定刻になると思われる。盛岡ではこの『はやぶさ・こまち95号』に10数分で接続する。『こまち95号』の秋田着は932で『こまち1号』より52分早い。ちなみに羽田725の飛行機に乗ると、秋田駅には920到着と10数分早いだけだ。盛岡での在来線への接続は、IGRのいわて沼宮内行と山田線の上米内行ぐらいだ。

『はやぶさ95号』は新青森まで各駅に停車するので、首都圏からの始発はいわて沼宮内で1時間57分、それ以外で47分繰り上がる。八戸には834着、三沢方面の青い森鉄道へは24分で接続するが、八戸線への接続はよくなく、『はやぶさ1号』でも変わらない。新青森着は835で5分ぐらい停車すると思われる。弘前方面は36分待ちの特急『つがる』、青森行は9分待ちだ。

道内はリリースに触れている通り、臨時列車に接続することになる。臨時の『はこだてライナー』に乗ると、函館着は1009で『はやぶさ1号』からの乗り継ぎより76分早い。それでも、羽田715のAIRDO乗り継ぎより函館駅着は1時間遅くなる。仙台から函館への移動を考えた場合、『はやぶさ95号』からの乗り継ぎより37分早くなる。

札幌方面への特急は『北斗85号』が運転される。これに乗ると東室蘭には1216に到着し、『はやぶさ1号』と『スーパー北斗9号』の乗り継ぎより58分早く到着することができる。でも、大宮を554に出発し、羽田730のJALで千歳を経由していくと、1056には東室蘭に着くことができる。『北斗85号』は2日間しか運転されない非定期列車なので、森から先では10数分前を走る普通列車に詰まってしまう。そのため、新函館北斗から長万部間では定期の『スーパー北斗』が67分に対し、92分と25分遅くなってしまう。長万部では後続の『スーパー北斗7号』に10分差まで詰められるが、札幌到着時点では4分差で逃げ切る。でも、『スーパー北斗7号』が島松で追い抜く普通は、臨時『北斗85号』がサッポロビール庭園で追い抜くことで数分の繰下げ時変が発生することから、『スーパー北斗7号』の札幌着は1分前後遅くなるのではないかと思う。

『北斗85号』の札幌着は1342と『はやぶさ1号』と『スーパー北斗9号』の乗り継ぎより59分早いから、1時間早い『かむい19号』への接続が可能となる。『かむい19号』は、滝川で根室本線、旭川で特快『きたみ』、宗谷本線比布行、富良野線への乗り継ぎが可能だ。特快『きたみ』は北見で知床斜里行に接続するから、リリースの地図より早く網走や知床斜里に行けるし、浜小清水へも行ける。それ以外のエリアは『はやぶさ1号』と『スーパー北斗9号』の乗り継ぎと変わらない。北海道で毎時1本以上走っているところは限られてくるからな。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「情報(東日本)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事