しーさるの鉄日記

相模鉄道2021年改正(データイム)


データイムにおいてダイヤパターンを大幅に見直すことになった。

改正前ダイヤの毎時運転本数を見ると、特海3、急海2、快湘2、快海1、各湘4、各海2の計14本で、西谷からJR直通の特海1、各海1が加わる。快海はJR直通の特海に西谷接続、特海のうち1本はJR直通の普海に西谷接続となる。また、急海、快海、特海のうち1本は二俣川で各湘接続、快湘は二俣川で各海に接続することで、優等通過駅でも毎時6本の乗車チャンスを確保している。

それが改正後は、特海2、快海4、各湘6の計12本となり、特海は西谷でJRから来る各海に接続、特海と快海は二俣川で各湘に接続するシンプルなものになった。毎時12本は、1999年に快速が設定される前、急行海老名行と各停いずみ中央行が10分毎に走っていた頃の運転本数だ。当時と違う点は、優等が西谷、鶴ヶ峰(一部)にも停車するようになったこと、海老名行の1/3が二俣川から先も優等運転すること、それによる通過駅をJRからの直通がフォローするようになったことだ。

改正前と改正後を比較すると、横浜~二俣川間で急行毎時2本、二俣川~海老名間で特急毎時2本(うち1本はJR直通)が削減されたことになる。そのことで、横浜、二俣川、大和、海老名の停車本数は毎時2本減少する。昔から優等の主力だった急行については、今回の改正でデータイムダイヤからは撤退となる。このことでデータイム時間帯は西谷に全列車が停車するようになる。
JRからの直通は、各停と特急1本ずつだったのが、各停だけの毎時2本となった。それもそのはずで、二俣川から先の特急停車駅が大和、海老名ともに小田急の乗換駅、つまり新宿どころが渋谷ですら不利なのだ。対大崎で、乗り換えなし57分で786円か、下北沢、渋谷乗り換えで59分で745円の二択ということになる。

データイムの横浜発優等を見ると、改正前は08※海 18急海 28特海 30快湘だったのが、今回の改正では08特海 18快海 28快海となっている。(※は、快速か特急) つまり、08分は快速も格上げして、特急に統一、18分の急行は快速に格下げして、鶴ヶ峰、西谷停車に、28分の特急は廃止して、30分の快速を2分繰り上げることになる。08がJR直通に接続するのは変わらないが、快速から特急に格上げとなったので鶴ヶ峰へは西谷でJR直通に乗り換えることになる。各停のうち3本に1本が海老名行だったが、湘南台行だった快速が海老名行になったため、各停は全て湘南台行になっている。

二俣川での横浜方面優等を見ると、08特海 17急海 24快湘 27特海 35快海 38J特海となっていた。それが08特海 16快海 26快海となっている。特急はJRに行かなくなったが変更なし、17分の急行は快速に格下げ、24分の快速は26分に繰り下げで、27分の特急は廃止といった形だ。

海老名発を見ると、改正前は04各 13特 15快 23J特 27急となっていたのが、06快 15J各 24特 26快と変わっている。13分の特急が廃止に、23分の特急が全て横浜行になった代わりに15分の快速がJR直通の各停に、27分の急行が快速になった形だ。湘南台発は07快 17各 28各から、07各 17各 27各となっている。

2023年春改正の東急直通時には、湘南台発着のうち毎時4本が東急目黒線に乗り入れる可能性が高い。その場合、各停毎時4本が西谷止になるだろう。快速2本を湘南台に振って、東急直通を湘南台、海老名の両方に振る可能性もゼロではないと思うが、2線の海老名でJR直通とやり繰りすること、輸送力の少ない8両であることを考えると、湘南台に統一すると思われる。


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