JR東日本、西日本は、北陸新幹線の3/14開業に伴い、在来線特急・快速の運転系統を以下のように構築することを発表した。
●特急「はくたか」特急「北越」特急「おはようエクスプレス」は全区間での運転を取りやめる。
●特急「サンダーバード」特急「しらさぎ」は金沢~富山間において部分廃止する。和倉温泉への乗り入れも「サンダーバード」1往復のみとし、金沢~和倉温泉間に特急5往復を新設する。
●快速「くびき野」快速「妙高」を廃止し、新潟~上越妙高・新井間に特急「しらゆき」5往復を新設する。また、新潟~新井間に快速2往復、新潟~糸魚川間に快速1往復を設定する。特急「しらゆき」にはE653系4両4編成を投入、モケットデザインは新幹線に近いものとする。
また、JR西日本金沢支社では新幹線開業に先駆けて、10/18のダイヤ修正で金沢~泊間での521運用の拡大及びワンマン運転の開始を行なうことになった。
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E653が投入されること、北陸本線から七尾線への直通列車が激減すること以外は予想通り、「きたぐに」崩れの糸魚川快速を残して、津幡~直江津間の特急列車が消滅することになる。3セクが快速を走らせるかもしれないが。
「サンダーバード」の和倉温泉乗り入れを減らしたのは、分割併合がわずらわしいからだろうか。あと、近畿圏でのダイヤの乱れを、3セクや七尾線に持ち込みたくないとか。非電化で急行「能登路」が走っていた頃に戻るような感じだ。残る直通1往復は朝上り夜下りの通勤主体の時間帯になるのだろうか。10月からは土日のみ観光特急が設定されるから、七尾線特急は7往復体制になる模様。
特急「しらゆき」は、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインへ乗り入れ。トキめき鉄道では特急料金を設定しないだろうから、直江津から先は快速扱いにするのではないかと。そうすれば、直江津、高田から新幹線で首都圏へ向かう人にも便利だし。「しらゆき」は、上越妙高接続「はくたか」と長岡接続「とき」では、どっちの接続を優先するのだろうか。金沢方面の「はくたか」乗り継ぎは、現状の「北越」の代わりだからな。高速バスは金沢~新潟、富山~新潟2往復ずつだけど、接続が悪いとバスの方に逃げてしまう。
新潟~新井の快速は、「くびき野」と同じく485系リニューアル車なのだろうか。名前なしの快速になるから、115→E129も考えられなくないけど。新潟~糸魚川の快速は、485系リニューアル車になる可能性が大きい。キハ110が走る可能性はあまりないだろう。
北陸本線は3セク化前にワンマン運転開始。今回の修正では、車内精算は倶利伽羅だけだが、3セク化となると高岡以外全駅で車内精算になりそうだ。
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