京都丹後鉄道の3/16に行なったダイヤ改正、概要は以下の通り。
●西舞鶴発6時10分の丹後由良、栗田停車の快速宮津行を新設する。
●西舞鶴発21時56分の宮津経由快速福知山行を新設する。
●西舞鶴発21時29分の網野行の宮津での長時間停車を見直し、宮福線普通から8分で接続させる。また、宮津発22時36分の網野行を新設して、『はしだて9号』から7分で接続させる。
●網野発20時25分の快速西舞鶴行を20時35分の普通に格下げして、岩滝口と丹後神崎に停車させる。また、宮津発22時33分の快速西舞鶴行についても、22時34分の普通西舞鶴行に格下げし、丹後神崎、東雲、四所に停車させる。
●豊岡発20時04分の普通西舞鶴行を宮津行に短縮変更させ、網野で20分停車させる。
●豊岡発西舞鶴行最終を7~9分繰り下げる。
●『丹後あおまつ1号』の福知山発を11分繰上げ、10時16分から10時05分に変更、天橋立着も5分繰上げる。普通列車も14時台以外は時刻を繰上げ、福知山発は17分だったのを13分で揃える。
●宮津発6時50分の『たんごリレー2号』を6分繰上げ、6時44分発とする。
●宮津発10時27分の『快速大江山2号』と19時39分の『快速大江山8号』を普通に格下げする。
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京都丹後鉄道は、夜間の見直しや快速の格下げが行なわれた他に、データイムの宮福線普通などの時刻が繰り上げられた。
まず、西舞鶴発6時10分の宮津行の新設、宮舞線の時刻表には記述がないが、駅時刻表によると宮津から特急『たんごリレー2号』に化けるとのこと。つまり『丹後の海』車両で西舞鶴から福知山まで運転される。夜の宮津発西舞鶴行は改正前から『はしだて9号』からの化け列車。市販の時刻表ではそのことがわからず、公式サイトの『丹後の海』充当列車に記載がある。
夜間には、西舞鶴発21時56分の快速福知山行の新設。この列車を設定することで、西舞鶴から天橋立以西への最終を27分繰下げ、宮津から福知山への最終を63分繰り下げる。それに接続する網野方面からの列車も福知山以西からの時刻を繰り下げるが、網野で時間調整するので網野以西からは現状と変わらない。福知山には23時05分に着くが、福知山に着く寸前に山陰本線の豊岡行とすれ違い、タッチ差で接続しない。
京都発19時28分の『きのさき17号』に乗れば、宮福線普通に乗り継いで、宮津には21時58分に着くが、その11分後の京都発19時39分の嵯峨野線快速から園部、綾部乗継で新設の快速『大江山』に乗り継いでも宮津着は22時21分と23分差となり、料金は930円安くなる。
宮舞線内はノンストップ運転、これを各駅停車にしても4分遅くなるだけだが、停車させたところで利用者はいないのだろう。この快速の一本前の普通列車は『はしだて9号』に接続するための宮津24分停車を取りやめることに、『こうのとり21号』『きのさき17号』接続の宮福線普通からの8分接続とし、天橋立以西への到着時刻を20分以上繰り上げた。
西舞鶴から豊岡方面へは快速新設となったが、逆方向については、快速2本を普通に格下げすることに。といっても数駅余計に停車するわけだが。丹後神崎は停車列車が2本増えるけど、一日の乗降客数30人でこの時間帯はどれくらい利用者はいるのだろうか。改正前は、豊岡発20時02分の普通に乗ると、宮津着21時16分、西舞鶴着21時58分だったが、改正後は豊岡発20時04分の普通で宮津着21時49分で33分繰下げ、西舞鶴に至っては23時08分着と1時間10分も遅くなっている。9分前に網野を発車する始発を豊岡始発として、網野始発は21時半発にすればいいのだけど、運用的に難しいのだろう。
宮福線の普通列車は福知山発を繰り上げることに、9時台から16時台までは13分発で揃える。(除く10時台、14時台)16時台の嵯峨野線快速は08分着だから、乗り換え時間に余裕がなくなる。それらは交換待ち時間が余計にかかるため宮津着は現行と変わらないが、9時13分発だけは宮村での7分停車がなくなり、宮津着が11分繰り上がっている。宮福線上りについては、快速格下げ普通の福知山到着が7~8分繰り下がっている以外は大きな変更はない。また、JR直通特急についても時刻変更はほとんどない。普通列車のスジを変えたのだけど、交換駅が変わらなかったのだろうか。
KTR300形については公式サイトでも触れてないが、いつデビューになるのだろうか。
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