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●山陰本線
浜坂発鳥取方面を見ると、23時03分の鳥取行最終を22時44分に19分繰り上げ、21時19分の鳥取行も21時27分に繰り下げる。鳥取発浜坂方面も22時07分の最終を21時45分に20分以上繰り上げる。
鳥取発倉吉方面を見ると、12時40分の倉吉行が13時12分に繰下げとなる。このことで、前後列車との運転間隔が24、81分と偏っていたのが、56、49分と平準化される。但し、前列車は快速なので、湖山、宝木、泊への前列車は80分から112分に拡大される。ただ、このことは5ヶ月後のダイヤ改正で快速が普通に格下げになったため、解消となった。
また、15時15分の青谷行を廃止する。22分前に米子行があるものの、16時00分の快速とは67分のタイムラグが発生するし、快速通過駅の宝木では80分以上のタイムラグが発生する。
倉吉発鳥取方面を見ると、13時49分の快速が廃止になって、14時08分の倉吉始発が米子からの普通に変わる。快速の格下げだけでなく、時刻も繰り下げなので、鳥取着は33分遅くなる。次に15時28分の始発を新設する。先行の鳥取行とは16分しか差がない。ただし、この列車は松崎で7分、青谷で14分停車するので、先行との運転間隔は30分ほどになる。22時33分発は青谷、浜村、鳥取大学前に停車する快速だが、普通に格下げして22時36分発の最終とする。鳥取着は23時09分だったのが23時24分になり、15分遅くなる。23時22分の普通鳥取行は廃止として、最終を46分繰り上げる。
倉吉発米子方面を見ると、14時28分の始発の米子行が廃止となり、14時55分の快速が普通に格下げとなる。普通に格下げになることで米子着が15時47分から16時02分と15分遅くなる。最終は22時32分から22時02分へ、30分の繰り上げとなる。
米子発倉吉方面を見ると、12時56分の快速鳥取行が廃止になって、12時29分の普通倉吉行が12時55分の普通鳥取行に延長変更となる。21時18分の快速は普通に格下げとなるが、倉吉までは各駅に停車する快速だったので、倉吉までの時刻に変更はない。23時14分発の鳥取行は倉吉行に短縮変更、倉吉から先への最終は先述の格下げ普通となり、56分繰り上がる。23時40分発の普通倉吉行が廃止となり、倉吉までの最終は26分繰り上がる。
米子発出雲市方面を見ると、11時30分発の普通出雲市行が廃止に、11時56分の普通西出雲行を11時42分に繰り上げる。この西出雲行は生山からの電車だが、米子での停車時間を17分から縮小した。揖屋で6分停車するため、東松江へは所要時間増だが、松江で特急『やくも』に抜かれるため、その先は宍道~荘原間で2分繰り下がるだけだ。23時13分の西出雲行は運転を取りやめ、最終を22時29分と44分繰り上げる。ただし、松江、安来、宍道、出雲市へは23時50分の特急『やくも』がある。
出雲市発米子方面を見ると、11時57分の普通米子行が廃止になる。11時37分発の快速アクアライナー(各駅停車)があるから利用率が良くなかったのだろう。その影響か12時55分の生山行は12時40分発に繰り上げとなる。時刻繰り上げで直江の5分待ちはなくなったが、荘原で10分待ちが発生、玉造温泉の4分待ちは乃木にスライド、松江での7分待ちだけでなく、安来での『やくも』接続による12分待ちもなくなった。結果、米子には14時31分着だったのが14時07分に繰り上げ、『やくも』から逃げ切り、宍道から米子まで75分かかったのが、57分に短縮された。なお、米子では26分停車するので、その先の時刻変更はない。
20時03分の快速は普通に格下げとなるが、先述した通り倉吉まで各駅停車なので、島根県内での影響はない。
21時23分の米子行は運転を取りやめ、21時58分の米子行は21時48分に10分繰り上げる。ただし、荘原で10分停車するので、松江までは数分繰り上げ、松江から先は改正前とほぼ変わらない。23時10分の米子行最終は22時24分に繰り上げる。
出雲市発江津方面を見ると、22時36分の大田市行を廃止して、西出雲から先の最終列車を21時41分の浜田行と55分繰り上げる。大田市行が廃止になった代わりに、22時25分の西出雲行を新設する。23時13分の始発の西出雲行は23時33分に20分繰り下げ、23時38分の西出雲行は23時33分に繰り上げる。24時22分の西出雲行は廃止して、西出雲への最終を49分繰り上げる。
浜田発21時03分の出雲市行最終については、21時20分発に繰り下げる。江津発は21時30分から21時55分に25分繰り下げ、大田市発は22時24分から22時41分に17分繰り下げ、出雲市着は23時04分から23時19分に繰り下げとなる。改正前は米子行最終に接続していたが、それがなくなったため、時刻繰り下げが可能となった。そのあと85分後を追う浜田発22時28分の江津行は、浜田着22時26分の益田発普通から接続していたが、利用率が悪かったため廃止となった。
●因美線
因美線では鳥取発22時18分の智頭行が廃止に、21時20分発の智頭行を21時48分発に繰り下げるが、最終は30分繰り上げとなる。智頭行最終が21時48分に繰り下げとなるため、鳥取着21時33分の米子発普通から新たに接続する。
●伯備線
伯備線では、平日のみ運転の米子発22時29分の根雨行が廃止に、このことで根雨以北も土休日と同じく米子発21時25分が最終と1時間以上繰り上がり、倉吉以西と変わらなくなる。
●境線
境線は、平日ダイヤにおいて米子発18時51分の列車を廃止する。それに伴い19時台以降の列車を20分以上繰り上げ、米子発19時12分、20時14分、21時19分とする。このことで岡山からの『やくも』からの接続が悪くなり、50分以上の待ち時間となる。境線沿線の人は米子まで車で送迎というケースが多いから、接続を考慮する必要がないということだろうか。最終も22時47分だったのが22時23分で24分繰り上げ、これについては最終『やくも』から3分で接続することになる。
境港発も19時51分発を20時09分、20時54分を21時13分に繰り下げる。21時37分発は廃止に、最終の境港発22時38分は22分繰り上げの22時16分に、23時01分に米子に到着し、倉吉行最終に接続させる。
土休日は逆に時刻を8~14分繰り下げ、米子発19時40分、20時45分、21時45分といった具合に、22時30分の最終は廃止となるので、45分繰り上げとなる。平日と土休日の最終列車の時間差は38分と開きがあるのは、路線の性格なのだろうか。境港発も19時台が8分繰り下げの29分発、20時台が14分繰り下げの36分発に、21時23分発は38分発に繰り下げのうえ、最終になり、22時26分発は廃止となる。このことで最終列車は48分繰り上がる。
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