まず、上野東京ライン(常磐線)で東京駅へ。東京駅には11時過ぎに着く15両の特別快速だが、空席は後ろ2両しかなかった。10両だったから確実に座れないだろう。
東京駅に着くと、すぐ地下1階のGRANSTAへ、八重洲地下中央口改札を抜けた後はGRANROOFの地下、ヤエチカを経由して、東京ミッドタウン八重洲の地下にあるバスターミナル東京八重洲を目指す。 東京ミッドタウン八重洲の1階から上が供用開始になるのは来年3月だから、地上からの場合地下に入るには建物手前の階段から降りることになる。ヤエチカに案内があるとはいえ、不慣れな人にはわかりにくい構造だ。
地下1階はチケット案内カウンター、待合室、コンビニが整備されており、乗り場のある地下2階へはエスカレーターかエレベーターで降りることになる。乗り場は11番から16番の6ヶ所あるが、15番が未使用なので実質5ヶ所だ。西側にある11番が木更津、鴨川方面、12番が君津、富津方面、13番が群馬方面など、東側にある14番が銚子方面、16番が新宿、渋谷方面の京王バスが発車する。夜行バスは5ヶ所全てから万遍なく発車する。夜行バスは海部観光、ジャムジャム号といった鍛冶橋駐車場から発車していた元ツアー系が中心だが、弘南バスのパンダ号もここから発車する。
バスターミナル東京八重洲発11時40分の渋谷行京王バスに乗車、乗客は3人だけだった。それもそのはずで1日3本しか運転されてないから、知る人ぞ知る幻のバスのようになっているからだ。使用車両は燃料電池で走る「SORA」となっている。
乗り場を出発したバスは、ターミナルの地下構内をほぼ一周、東京ミッドタウン八重洲の右側から東京駅とは逆方向へ向かう。中央通りを少し走って、京橋交差点から鍜治橋通りへ、さらに京橋宝町交差点を曲がって昭和通りに入る。つまり、銀座線、京葉線、都営浅草線の上を走行する。東銀座のアンダーパスを抜けると新橋駅11時47分に到着した。新橋駅を出ると、すぐに曲がって環状二号線へ、そして築地虎ノ門トンネルに入る。虎ノ門ヒルズを抜けて、11時57分に赤坂見附交差点を通過、迎賓館を見ながら、四ツ谷へ向かう。12時05分、四ツ谷一丁目停留所に到着して1名下車、ここから貸切状態となった。
新宿御苑トンネルを横目に新宿御苑前駅方面へ、新宿二丁目交差点を曲がり明治通りへ、すぐに新宿五丁目交差点を曲がり靖国通りに入った。歌舞伎町近くのにぎやかな場所を5分ほどゆっくりと走り、ガードを抜けたら左折、西口ロータリーを半周して、12時20分に新宿駅西口に到着した。新宿駅西口からは誰も乗ってこなかったが、新宿住友ビルから2人乗車、12時31分に十二社池の下に到着した。
今回乗った渋谷行のバスは新橋から皇居の南側を走るが、東京駅へ向かう逆方向のバスは、新宿駅西口から南下して甲州街道から新宿御苑トンネルへ、四谷までは渋谷行と重複するが、四谷から先は皇居に突き当たるまでまっすぐ走り、皇居の北側を走行、大手町の辺りで千代田線、東西線の上を走行して、バスターミナル東京八重洲へ向かう。
昼食の後、中野坂上まで10分ほど歩いて、13時29分発の都営大江戸線に乗車、大門で都営浅草線に乗り換える。快特三崎口行を見送り、14時07分発の快特羽田空港行に乗ることに、いずれも今月26日の改正で特急に格下げとなる。特に北総車の快特は激減するから、充当車両が千葉ニュータウン鉄道所有の9200形というのは運がよかった。終点の空港第1・第2ターミナル到着は14時30分、京急線内蒲田のみ停車というのは短く感じる。改正後は蒲田から先、各駅に停まるようになるから、モノレールの普通並みに羽田が遠く感じる。
わずか5分で改札外まで行き来、14時35分発のエアポート急行に乗る。わざわざ羽田まで来てエアポート急行に乗ることにしたのは、エアポート急行に1000形1890番台「Le Ciel」が充当されていたため、去年5月にデビューしたこの車両だったが、横浜に行く機会があったのにも関わらず、乗る機会はあまりなかった。ウィングの運用ではないので、ロングシートモード、座席下のコンセントは物理的には使えるが、充電ができるかどうかは不明だ。
天空橋着14時40分、迷いながら、羽田方面ホームとHiCityのビルの中を経由して地上に出る。バスターミナルへ行くにはコンコースからA1出口へ抜けた方がいいのだけど、最近訪ねたHiCityに気をとられていた。
天空橋発14時55分の大師橋行の川崎鶴見臨港バス大109系統に乗車、こちらは先ほど乗ったバスより本数は多く、50~60分の間隔で運転されている。朝夕だけでも、羽田空港ターミナルまで伸びてほしいところだけど、運用本数増に見合った需要はなさそうだ。天空橋を出たバスは2回曲がって環八に入るが、すぐに陸橋に上がって多摩川スカイブリッジを渡る。天空橋を出てから6分で対岸のキングスカイフロントに到着、次の殿町一丁目では自分以外の3人が降りたため、貸切になってしまった。
15時11分、大師橋駅のロータリーに到着、工事中のためかバスロータリーは歩行者も進入禁止になっていた。列車は3分後だが、駅構内は工事中で距離はつかめない。早歩きで何とか列車に間に合った。
地上に出て、終点の小島新田で下車する。小島新田は、以前は南側に片面ホームのある1面1線だったが、ホームを後退させて1面2線の島式に改造した。当然ながら停車位置も後退したので、改札から少し歩くことになる。
折返しまで13分があったが、駅の半径100メートル以内をうろついただけで、貨物ヤードのあるいくつしま跨線橋には上がらなかった。あとで調べて判明したのだが、バスを殿町三丁目で降りても、小島新田駅まで550mしか離れてなかった。ただ、国道でのタイムロスを考えると、到着時間は数分しか変わらない。
小島新田発15時28分の列車に乗って、東門前駅で下車する。東門前は相対式、両ホームは下りホームの小島新田寄りの駅舎にある構内踏切で結ばれている。そのため、川崎行に乗る客は構内踏切が開くと駆け込みで乗ることになる。駅舎は以前は木造平屋だったが、2013年に線路移設工事の兼ね合いで小さなものに改築された。周辺は国道沿いに商業施設があるためか、比較的にぎやかだ。
川崎大師は相対式、両ホームは地下通路で結ばれている。元々あった駅舎は下りホームのほぼ小島新田寄り、地下通路からの階段はホームに対して垂直になっているため、多くの参拝客を捌くことができる。駅前の歩行者のスペースもそこそこ広い。下りホームの小島新田寄りにある北口は2007年に供用開始、バリアフリー対応になったため、構内踏切は廃止となった。大師へ行くのに階段を経由せずに北口から出ることも可能だ、小島新田寄りの踏切の歩道は狭いから参拝客が使うのは薦められない。
川崎大師から10分ほど歩いて、イトーヨーカドーのところで右折すると、すぐに鈴木町駅に到着する。鈴木町は相対式、上りホームの川崎寄りにある駅舎は2010年に改築、終日駅員配置駅になったためか、駅員が宿泊できる施設や倉庫が駅舎の2階より上に整備された。下りホームの川崎寄りにある北口改札は味の素職員需要がある平日朝だけオープン、他の時間帯は構内踏切で南口から出ることになる。
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