西武の赤い9000

西武鉄道では、9000系１編成10両を赤く塗り替えたうえで「幸福の赤い電車」として、今週土曜日から走らせることになった。

５月から京急で運転されている「しあわせの黄色い電車」が西武の車両に似ているという声を受けて、西武では今回のコラボに踏み切った。

営業開始日の19日は、池袋1123発の西武球場前行き臨時として運転、西武球場前駅でノーマルカラーの9000と並んで撮影会を行なう。

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鉄道会社のコラボは同時に行なうことが多いのだが、今回は西武が京急側のアピールを受けるような形になった。青塗色と違ってドアを銀色に塗ったのを見ると、黄色に塗ったというより西武色に塗ったという感じがするからな。

リリースには完成イメージが掲載されているわけだが、京急カラーに両扉４つは結構違和感ある。前面に至ってはどこかの架空鉄道ではないかと。京急1000は青に塗り替えたこともあるから、違和感がないのだけどね。

運用範囲は池袋線と狭山線、9000系だから優等がメインになるだろう。他社へ乗り入れる「幸福の赤い電車」に比較すると、捕まえやすいと思うのだけど。石神井公園で東急4000と並んだ時には、どこの駅だかわからなくなってしまうな。

臨時列車は西武球場前まで52分、特急ドームが37分で走ることに比べると結構遅い。７分後に発車する「ちちぶ13号」には複々線区間で追い抜かれるのだろうか。保谷も待避できなさそうだし。