JR西日本は福井県にICOCAを導入することを発表した。導入エリアは北陸線、新疋田~牛ノ谷間の19駅、来夏のサービス開始を目指す。
-------------------------------------------------
今年4月に石川県、富山県に導入されることに続いて、来年夏に福井県導入、これでJRが交通系ICに対応してない都道府県は、香川以外の四国3県だけになった。在来線が対応してないとなると、秋田、青森。県庁所在地駅が対応してないとなると、岩手、長野、鳥取、山口が含まれてくるわけだが。
これで、北陸は3セク区間も含め、米原~越中宮崎まで全駅ICOCA対応になるわけだが、近畿圏エリア、福井エリア、石川・富山エリアを跨いで利用にするかどうかは不明。近畿圏と敦賀の間に流動があるし、芦原温泉から金沢といった流動もありそうだからな。あと、大阪から『くろしお』停車駅にICOCA使えるのに、『サンダーバード』停車駅にICOCA使えないというのも不公平だし。
JRの金沢支社長は、えちぜん鉄道や福井鉄道、路線バスとの相互利用を進めたいとのことだけど、見通しはどうなのだろう。8年前の『福井市都市交通戦略』では、電車・バスのICT化に触れているけど。LRV車両が大半を占める福井鉄道は、ICカードを導入した方が乗り降りしやすいけど、普通の鉄道車両が大半を占めるえちぜん鉄道は、アテンダントさんから切符を買った方がやり易すそうだからな。
ICカード対応といえば、先週末に廃駅になった千歳線の美々駅は、カード対応駅
で初めての廃駅となった。ICカード対応になってからの8年半、どれくらいの人が利用したのだろうか。1日の利用者ですら0~1人の駅だからな。美々駅の廃駅で最も利用者の少ないICカード対応駅はどこになるのだろうか。
最新の画像もっと見る
最近の「情報(西日本)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事