西武鉄道は3/25にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。
●地下鉄直通座席指定列車『S-TRAIN』を平日下り3本上り4本、土休日下り3本上り4本を新設する。なお、平日の所沢行については西武線内からの乗車はできない。
●平日において、小竹向原655発の各駅停車小手指行を増発する。また、西武新宿639発の田無行を新所沢に延長する。
●平日と土休日に小手指発502の小竹向原行を増発する。この列車は練馬で池袋行に接続する。
●土休日において、池袋800発の特急むさしを900発に変更する。この列車に接続する西武秩父行は10分繰上げの飯能943発としたうえで、4両編成から8両編成に変更する。また、西武秩父発7時台、8時台の特急を5分繰下げ、25分発に統一する。
●土休日において、池袋発1725の準急所沢行を快速飯能行に変更する。快速通過駅については石神井公園で各駅停車に接続させてフォローする。
●土休日の野球終了時刻にあわせて運転される西武球場前発池袋行の快速・急行を10両で統一して、混雑緩和を図る。
なお、改正日とその翌日には西武秩父発1219の臨時パレオエクスプレスが運転される。
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先日発表された『S-TRAIN』設定に伴う西武のダイヤ改正、リリースに触れられている以外に、『S-TRAIN』の待避や交換による時刻修正があると思われる。また、『S-TRAIN』以外にもロングシートモードの40000系運用がでてくるのではないかと思う。
『S-TRAIN』は乗降の両方を行なう駅での発着時刻が明らかになったので、駅間の所要時間が判明した。東急線内の所要時間は、データイムFライナーと同じ27分、朝の西武秩父行は26分となっている。中目黒、武蔵小杉、菊名を通過するものの、自由が丘で数分停車するので、同じ所要時間になる。飯能~西武秩父間の所要時間は、西武秩父行35分、元町・中華街行40分、西武秩父行は特急の36分より早いからノンストップだと思われる。元町・中華街行の4分の運転停車は、やっぱり交換駅の一駅手前で調整するのだろうか。西武秩父行『S-TRAIN』は秩父線内で各駅停車を追い抜くのだろうか。現状ダイヤだと12分前を各駅停車が走っていて、西武秩父着は3分差になっているけど。
西武秩父行の『S-TRAIN』と設定時間帯が重複する池袋発800の『むさし63号』は900発にシフト、沿線外からも利用しやすい時間帯にする。現状の800発だと、飯能で接続する西武秩父行が、池袋を5分後に発車する快速急行だし。芝桜の時期には池袋854発の『ちちぶ91号』が練馬停車で運転されているけど、『むさし63号』を西武秩父に延長という形になるのだろうか。練馬に臨時停車するかも気になるところ。その辺は3/25改正の前後に明らかになるのだろう。2年後の改正には新型特急車両も投入されるし、40000系の量産による『S-TRAIN』の増発もありうる。そう考えると、今後5年ぐらいで特急のダイヤは大幅に変わるのではないかと思う。
一般列車については、所沢7時30分ぐらいに発着するあったくらい。小竹向原折り返しは540~650まで有楽町線から西武線への線路を塞ぐ事になるけど、早朝で本数が少ないから問題はないのだろう。副都心線の池袋折り返しが塞ぐのはデータイムになるし。
野球臨の優等は10両編成化、小手指だけでなく新所沢の車両も出してくるのだろうか。ナイトゲーム終了時の臨時に40000系が運用されるか気になるところ。飯能に1938に到着した『S-TRAIN』が武蔵丘でなく、小手指に入庫すればの話だけどね。
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