名古屋市では、2月16日・17日にあおなみ線名古屋駅から名古屋貨物ターミナル駅まで、SLを3往復運転することを発表した。
名古屋発は9時50分、11時37分、13時22分、名古屋と名古屋貨物ターミナルを21分で走り、名古屋貨物ターミナルでは44~46分、名古屋駅では19分で折り返す。貨物ターミナル駅では客車の外に出てSLの撮影はできるが、駅の外から出ることはできない。
牽引機関車はC56-160、12系客車3両には200名が乗車し、名古屋寄りにはDE10が付けられる。
SLの試乗は応募制で、試乗代金は中学生以上の大人のみ500円かかる。
--------------------------------------------------
前々から噂があった名古屋のSL、都会のど真ん中でSLを走らすことができるのだろうかと思っていたけど、すんなりと実現した。2日だけだとはいえ、3往復も走らすことができたのは、距離が短いからだろうか。
記念の臨時はなく、試乗となっているのは、今後の動向を見て、運転頻度を上げるか定期化するための布石ではないかと。その時は、金城ふ頭まで運転して「リニア・新幹線」館のアクセス列車になってほしいところだけど、貨物ターミナル最寄の南荒子までの所要時間差が10分近いことを考えると、現状設備では不可能。せめて貨物ターミナルから中島駅の北側までの連絡線を整備して、電車が追い抜けるようにしないと。
牽引機関車のC56-160は、四国や北陸でも臨時の運転実績がある蒸気機関車、分割民営化直後に名古屋で走ったのもこの蒸機だそうで、26年ぶりの名古屋復帰となる。運転頻度を上げるとなると、これも問題になるわけで。どこかに動かせるような保管機関車があるといいのだけど。
貨物ターミナル折返しの46分は、200名分の記念撮影を考えると妥当だけど、一旦記念撮影したら時間を持て余しそう。何か店が出店していたら時間つぶしになるのだけどね。
あおなみ線の名古屋駅のホーム位置は新幹線のすぐ横になるわけだが、太閤ビルが阻んでSLを直接みるのが難しそう。16日は名古屋駅14番線発9時50分ののぞみがあるから、その時に併走が見れるか。
最新の画像もっと見る
最近の「情報(西日本)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事