今日から4連休、というわけで九州へ行くことにした。当初は予定になかったが、新幹線や特急にも乗れるみんなの九州きっぷが販売されるということなので、それを利用することにした。
常磐線と山手線を乗り継いで東京駅へ向かう。1ヶ月前に名古屋へ行った時と同じ乗り継ぎだ。東京駅に着いたのは6時前、新幹線の発車まで30分もあるので丸ノ内口をうろついた。八重洲の新幹線側へ通り抜けできるのが、北側しかないのね。
7月の連休と同じく6時30分ののぞみ5号、ただし今回はグリーン車利用、エクスプレス予約のポイントで一般指定席と同額になったからだ。そのうえ17000円と普通にきっぷを買うより3000円も安い。
コロナ禍のグリーン車とはいえ、思ったより利用されており、座席の半分以上が埋まっていた。でも、それは京都まででの話で新大阪を過ぎるとガラガラだった。そのため、グリーン車のリクライニングを遠慮なく倒した。
ただ、それはグリーン車での話で、自由席は車内放送を聴く限りでは混んでいたようだ。博多到着前に同じ車両の人をカウントしたら10人いなかった。山陽区間の回復はまだまだだ。
博多着11時30分、券売機でみんなの九州きっぷを買った後、55分のかもめの列に並んだ。自由席だったが、楽に座れた上に隣に誰も座らなかった。指定席が満席だったから密を避ける意味ではこれが正解なのかと。指定席の利用実績によっては11時15分の臨時かもめの運休が取り止めになるかもしれない。自由席だから佐賀までの短距離客が多いかと思ったらそうでもなかった。
博多から約2時間、浦上着13時52分、交換列車の遅延で4分遅れの到着だ。
浦上は島式の高架駅、上熊本、谷山と最近高架になった駅と似たような作りだ。特急停車駅なので有人駅で特急券券売機もある。自動改札ではなく、簡易形改札機が置いてあった。エスカレーターは改札から近いが、階段は離れており、上る人は少ない。駅周辺はまだ手付かずで、仮設の島式ホームも残っている。駅前広場はそのままでコンビニの横に駅への入り口がある。駅前の歩道橋は途切れていた。原爆病院側からもアクセスできるようになったが、小さいスロープでわかりにくく、地上線路の下の地下通路もそのままだ。
浦上からは3月にデビューしたYC1系に乗った。長崎までの3分間だけだが。短い乗車時間だったためディーゼルという感じはしなかった。加速時にインバーターの音がするのは、JR東日本と同じだ。2両固定で半室シートがないのは、乗車時間が長くなると厳しいかもしれない。キハ200はロング車だし、転換クロスのキハ66、67からサービスダウンになる。
長崎駅は2面5線の高架駅、旧ホームと逆のみなと側から1番線、2番線の順番になっている。4番線は3番線と5番線の間の切り欠けホームで、階段からは60メートル離れている。3番線、5番線はかもめが発着するが、17時59分と18時30分の普通は3番線から発着する。普通は1番線、2番線、4番線から発車、1番線は気動車の留置線に繋がっているので、市布経由の佐賀方面普通電車は4番線が多い。気動車2本の停まる側線は、6本の電留線に繋がっている。
改札はホーム下、みなと側にはすぐに出れるが、前の駅舎に行くには、旧ホーム経由で5分以上かかる。工事中の部分も多かったけど、新幹線絡めての工事だからまだまだ時間がかかりそう。
昼食のために、長崎駅前から観光通りへ、新地中華街からは3系統に充当されているみなと電車に乗るために市民会館まで歩いた。4系統が中々来なかったからな。みなと電車は水戸岡デザインの改造車、富山のレトロ電車同様、古さを強調しながらも、ステンドグラスなどのアクセサリーをちりばめていた。
みなと電車を原爆資料館で降り、路面電車資料館へ向かった。路面電車資料館は入場無料で係員もいないが、長崎の路面電車の歴史、電車の仕組みを解説したパネルが充実、実際に使われた資料もいっぱい展示してあった。路面電車の資料館としては、松山より充実していた。図書も置いてあったが、かなりのヴィンテージもので、もう少し時間がほしいくらいだ。ジオラマはなぜか2つあり、両方ともグラバー園、平和祈念像といった長崎らしいストラクチャーがあった。
路面電車資料館を10数分見物した後、歩いて浦上駅へ、そこから送迎バスで稲佐山温泉へ向かった。帰りは、いい時間の送迎バスがなかったので、浦上駅まで30分近く山を下った。
浦上発19時22分のかもめで新鳥栖へ、新鳥栖を2分で乗り換えて20時57分のつばめで熊本へ向かった。熊本には21時33分に到着した。
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