しーさるの鉄日記

緊急事態宣言減便ダイヤ(九州編)


緊急事態宣言減便ダイヤ、九州地方は以下の通り。


●北九州モノレール

4月25日から5月16日まで土日祝データイムの運行本数を半減、20分間隔の運転となっていた。20分間隔での運転は小倉発で9時20分から17時00分までで、それ以外の時間帯、及び平日は通常通りとなっていた。

●平成筑豊鉄道

4月27日から5月18日まで臨時ダイヤになっており、平日も土休日ダイヤで運転していた。レトロライン潮風号は30日から運行再開となるが、ことこと列車については再開は未定だ。


●筑豊電気鉄道

4月20日から平日ダイヤは土休日ダイヤに、4月29日から土休日ダイヤは終日に渡って本数を半減させていた。いずれも5月18日に終わっている。

平日ダイヤをそのまま土休日ダイヤにすると、朝時間帯の運転本数は毎時5本に半減するので、黒崎駅前~楠橋間に臨時列車を運転することで、毎時10本とさせた。平日データイムは通常通りだが、夕方は通常毎時7本のところを楠橋行運休の毎時4本とさせた。22時台以降は通常通りだ。

土休日は本数を半減、黒崎駅前~筑豊中間間では通常の79往復から38往復で48.1%減、筑豊中間~筑豊直方間では通常の62往復から38往復で61.3%減となっている。まず、楠橋発5時04分の黒崎駅前行、黒崎駅前発5時36分の筑豊直方行を運休、このことで初電を20分以上繰り上げる。6時24分と7時12分は黒崎駅前~楠橋間で区間運休、黒崎駅前発7時00分、筑豊直方発6時17分、6時29分が続けて運休となるので、黒崎駅前着で6時39分から7時17分まで40分近いタイムラグができる。

それ以降の朝時間帯は筑豊直方発の半数と楠橋止、データイムは筑豊中間折返しの運転を見直して、全線通しを24分間隔で運転することに。筑豊中間以南は通常通りだが、以北では運転本数が半減することになる。

黒崎駅前発16時48分からは筑豊直方行を半減、21時までは通常15分間隔になっているを30分間隔に、以降40分間隔となる。通常ダイヤでの終電は、黒崎駅前発23時25分筑豊直方行、23時52分楠橋行になっているが、減便ダイヤではこの2本を運休して、23時00分の筑豊直方行になっている。ちなみに川向うのJRは24時過ぎまで運転している。

●熊本市交通局

5月11日から、平日23時以降A系統の6本を運休、4本の行先を短縮変更させている。

健軍町発については、交通局前行を23時22分、23時36分、23時50分、24時03分、24時09分の5便運休、最終を23時11分の交通局前行と1時間ほど繰り上げている。22時29分の田崎橋行最終については交通局前行に短縮変更、その先の最終については22時17分の田崎橋行に繰り上げている。

田崎橋発については、23時19分の健軍町行を運休、新水前寺駅前から先の最終を22時27分と52分繰り上げる。22時54分の健軍町行は交通局前行、22時40分と26分は新水前寺前行に変更して、行先を短縮変更させている。ちなみにJRは新水前寺発0時22分まで運転にしている。

その他、土曜日を休日ダイヤでの運転とし、データイムにおいて、A系統を毎時10本から8~9本に、B系統を毎時5本から4本に減らしている。


●熊本電気鉄道

5月7日から26日まで臨時ダイヤで運行、平日夕方の運転本数を半減、平日、土曜日の始発と終電数本を運休していた。

朝時間帯は北熊本発6時32分の上熊本行、6時01分の御代志行、上熊本発6時50分の北熊本行を運休、御代志発6時26分の藤崎宮前行は北熊本発に変更している。このことで、本線は15分、北熊本線は30分初電が繰り下がる。

平日夕方時間帯では、藤崎宮前発16時40分から19時10分までの6本、御代志発16時56分から19時41分までの6本が運休、送り込みである上熊本発16時46分の藤崎宮前行も運休する。このことで、運転間隔は15分だったのが30分になる。北熊本から接続する列車は運休になってないが、北熊本行に接続する1本が運休になっている。

夜間時間帯は22時以降の運転を取り止める。藤崎宮前発21時55分、22時25分、23時00分の御代志行、御代志発22時26分の藤崎宮前行、23時01分、23時31分の北熊本行、北熊本発21時02分、21時32分の上熊本行、上熊本発21時20分、21時50分の北熊本行が運休対象となる。このことで藤崎宮前発最終が23時00分から21時25分に1時間35分、上熊本発最終が21時50分から20時50分に1時間繰り上がる。

●肥薩おれんじ鉄道

5月14日から31日まで平日下り12本上り9本、土休日下り8本上り5本と快速4往復を運休、平日、土休日ともに下り3本上り1本を短縮変更して、平日、土休日ともに同じダイヤにしている。いわば、平日のみ運転の4往復は全て運休となる。観光列車である「おれんじ食堂」は緊急事態宣言関係なく、7月末まで車両検査で運休となっている。

朝時間帯の運休は、土日運転の出水発川内行、八代行快速と八代~肥後高田間チョン行のみ、下りは八代行7時13分の川内行を出水行に短縮変更、川内発7時59分の八代行も出水行に短縮変更している。つまり、出水発9時43分の川内行と出水発9時24分の八代行を運休している。そのため、出水→八代では2時間20分前後、出水→川内では2時間40分前後のタイムラグが発生している。

それ以降は運転本数を半減させて、2時間前後の運転間隔としている。但し八代発14時19分から16時42分とか、川内発15時17分から17時35分とかで2時間20分のタイムラグが開くことにある。出水発川内行で17時08分以降、川内発出水行で19時01分以降は運休となる列車はない。

●南阿蘇鉄道

4月18日から5月22日までトロッコ列車だけでなく午後の2往復も運休、高森発10時30分と中松発11時00分の1往復だけ運転していた。また、高森駅での業務も午前中だけになっていた。JRとの接続もなくなったし、10時までの完全予約制にすれば、運転コストもなくなるのだけど、国土交通省の許可が下りないのだろうな。

●長崎電気軌道

4月23日から、平日も土日祝ダイヤで運転しているが、平日朝ラッシュ時は増便して同等の運転本数としている。平日夕ラッシュ時は増便が行われないので、例えば1系統の赤迫発が、17時台14本、18時台13本だったのが、17時台10本、18時台11本に減らされている。

●島原鉄道

5月11日から、土日運転の島原港発9時21分の急行諫早行(愛野まで各駅停車)を運休、島原~島原港間の列車、下り4本上り5本を区間運休して、島原船津~島原港間のチョン行とした。短い区間列車を完全に運休にしなかったのは、フェリーからの乗り継ぎがあるからだろうか。

●ゆいレール

4月25日から5月6日まで、土日祝日ダイヤにおいて、データイムの運転間隔を8分だったのを10分としていた。その時のダイヤは今ではわからないが、新聞報道によると238本から210本と28本減便となっていたから、40分で上下2本減便、9時間20分減便を行なったことになる。那覇空港発で8分間隔になっているのは8時40分から20時までだから、10時40分まで通常ダイヤで、以降10分毎になったと推測できる。

新聞報道によると、美栄橋駅から那覇空港駅向けの午前9時から10時までの乗車率が35%とのこと。ほとんどが赤嶺で降りて、那覇空港まで乗る客はさらに少なかったのだろう。


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