
駅のデザインコンセプトは、『古(いにしえ)と緑につながる やすらぎのエントランス』カラーは大野城跡、水城の自然を連想させる若芽色となっており、マテリアルは水城の土塁を連想させる土となっている。そのため、ホーム部分の外壁は黄緑ベースに、深緑の桟の窓ガラスが配置され、1階部分は土のようなこげ茶の壁になっている。西口旧駅舎はバス乗り場の福岡側にあったが、高架駅の西口は大牟田側になっている。高架駅の西口の前にあった古い建物は解体して、駅前広場を拡張している。東口は雑餉隈と同じくコンコースより低いため階段とスロープが整備されている。仮駅のあった部分は、駅に並行して細長い駅前広場が整備され、駅に隣接して長い上屋とバス乗り場が整備された。地平時代の東口は1998年に新設されたものが、福岡寄りにあったが、2013年4月に橋上駅舎の東口を大牟田寄りの少し離れた場所に新たに仮設した。翌2014年3月には東側の仮線に切り替え、西口は旧ホームとともに閉鎖、東側にある仮設の橋上駅舎の方に仮線と仮ホームが整備された。2022年8月に高架に上がったことで、仮駅舎は閉鎖に、仮線と仮駅舎は撤去され、その跡地に東口を整備、2024年10月26日に供用開始となった。東口のバスターミナル整備で、南ヶ丘やつつじヶ丘へ向かう路線バスは、停留所を西口から東口に変更した。
西鉄高架駅の駅巡りを終えて、桜並木駅から10分歩いてJRの南福岡駅へ向かった。春日原から春日の方が歩く距離が短いが、快速が停車する分、スケジュールに自由が利く。南福岡発14時51分の普通二日市行は813系が充当、6両のうち3両はドア付近の転換クロスが撤去され、残り3両はロングシート改造を受けていた。二日市着15時02分、二日市からの快速羽犬塚行はホーム上接続となるが、7分遅れていたので、19分も待たされた。快速は811系リニューアル車、14分の乗車時間ならロングシートでも構わない。原田、基山と停車して、鳥栖には15時35分に到着した。
鳥栖からは長崎本線の肥前浜行に別ホーム乗り換え、発車は2分遅れの15時49分となった。817系2両の転換クロスシート車で席の半分が埋まる。佐賀でみどりを待避するため6分停車、半分以上が降りたものの、発車する頃には席も埋まり、立ち客も発生した。江北では16時36分から14分間の停車、佐世保線に接続するためか、7割くらいが降りて、車内は10数人に減った。787系リレーかもめが到着すると、乗り継ぎ客で席の半分くらいが埋まる利用率となった。江北を出ると、線形はいいので、105キロ前後を連続して出すようになる。肥前鹿島で半分以上が降りて、車内は10数人になった。
肥前浜着17時08分、ここからは17時20分の諫早行に乗り継ぐ。少し時間があったので、2018年に復元改築された駅舎を撮影することに、肥前浜駅に降りるのは「ふたつ星4047」に乗った去年10月以来だ。その時にあまり滞在できなかった肥前浜宿 へ行くことも考えたが、暗くなりかけているだけでなく、寒かったのでやめた。乗り継ぎが遅れていたから、ギリギリ間に合ってはいたと思うけど。
諫早からの列車は到着予定時刻の17時14分になっても、まだ列車は入線してこない。JR九州アプリで確認したら、12分の遅れが発生していた。諫早方面からの列車が着いたのは14分遅れの17時28分、接続の江北行も11分遅れの17時30分に発車していった。江北で11分接続の福間行が遅れても、久保田での7分停車を短縮すればいいのかと。肥前浜発は12分遅れの17時32分、乗客は20人くらいでそのほとんどが肥前浜止の電車からの乗り継ぎ客だ。学生も何人かいたが、肥前大浦までに下車した。10分以上遅れていたので、上り列車との交換を長里から一駅手前の小長井に変更、上り列車も5分遅れていた。
諫早着も12分遅れの18時33分、8分接続だった18時29分発の市布経由の長崎行はホーム対面で接続を待ってくれたが、すぐに接続する長与経由は既に発車してしまった。そのため、長与方面は浦上乗り換え乗り換えの放送が入った。諌早発は6分遅れの18時35分、交換待ちによる停車もないのに、長崎に定刻通りの19時04分に到着した。距離は25キロ足らず29分だから、元々スジが寝ているのだろうか。直線区間で遅延回復しやすいし。
長崎駅に到着した後、2023年11月に旧駅跡に開業したアミュプラザ長崎新館を散策、長崎街道かもめ市場で皿うどんを食べた。
最新の画像もっと見る
最近の「旅行」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事