●平日朝時間帯において、運転本数を見直し、等間隔化を図る。
●平日10~12時台及び20時台において、大阪環状線とJRゆめ咲線の直通列車を見直す。また、16時台以降は、大和路線・阪和線から大阪環状線への直通列車を見直す。
●最終列車の時刻を見直す。
2022春ダイヤ改正、大阪環状線では平日午前、夜を中心に見直すことになった。
平日朝の大阪発西九条方面を見ると、まず、6時57分の環状線が廃止に、6時50分の環状線と54分の関空紀州路快速を3分繰下げて間隔を調整する。7時台は05分の紀州路快速、42分の区間快速奈良行きが廃止となり、運転本数を18本から16本に減らす。(土日は22分の大和路快速と41分の関空紀州路快速)6時40分から7時過ぎにかけては3~5分間隔だったのが、6時43分から53分まで10分のタイムラグが発生する。その後は4分間隔が多くなるが。
8時台も00分の区間快速奈良行、22分の区間快速奈良行を廃止して、17本から15本に削減する。改正前は3本に1本くらい3分間隔があったが、これらの列車4本の廃止で、7時05分から8時52分まで30本で平均運転間隔3分40秒となっていたのが、7時05分から8時51分まで26本で平均運転間隔4分15秒となる。だだし、7時30分から8時30分まで見ると、17本から16本に減っただけだから、その前後で減らされたということになる。7時27分から8時15分までは完璧な4分間隔になったが、それ以降は3分間隔が所々にある。東側のピークの兼ね合いだろう。9時台も19分の関空紀州路快速を廃止に、関空紀州路快速は20分以上の間隔となる。
一方、大阪発京橋方面を見ると、7時12分発の日根野からの直通快速天王寺行、8時41分発の奈良からの区間快速京橋行が間引かれることになる。7時21分から37分、7時42分から58分までは4分間隔、8時02分から8時32分までは3分間隔だったが、改正後は7時32分から8時24分まで4分間隔、27分、30分と3分間隔になる。運転本数が減るのは8時10分以降になるので、7時32分から8時08分までの運転本数は10本で変わりない。
天王寺発10時02分、21分、32分、45分、11時00分、15分、30分の桜島行は、大阪環状線内での運転を取り止める。それに伴い京橋発10時10分、29分、59分、11時13分、28分、43分の関空紀州路快速を延長変更して、天王寺発10時から15分間隔の運転とする。つまり12時台からのダイヤ体系を12時台からに拡大する。また、天王寺発10時35分からだった5分間隔を、9時50分からに拡大させている。10時台前半の3~8分間隔と偏った運転間隔も解消している。
桜島発も10時24分の普通天王寺行を西九条行に変更、10時04分、40分の天王寺行は運転を取りやめ、10時台の運転本数を6本から4本に削減、10時40分まであった大阪環状線への乗り入れも、9時54分までとする。それに伴い、大阪発9時46分、10時18分、31分、45分、11時00分の関空、紀州路快速を京橋行だったのを天王寺行に延長変更させる。
京橋発着だった関空、紀州路快速を天王寺発着にすることで、桜島直通の減った分をフォローするが、京橋~西九条間は減便となる。特に野田は15分間隔の時間帯が拡大し、改正前は西九条方面12時07分から、大阪方面12時13分からとなっていたのが、西九条方面10時38分から、大阪方面10時27分からになっている。
平日と比較して、USJへの利用が見込まれる土休日は直通の減便を行なわない。
夕方以降を見ると、まず外回りは桜島発天王寺行のうち16時台2本、19時台2本を京橋行に短縮変更する。16時台は天王寺発26分の関空紀州路快速を増発してフォローすうが、それでも純減となる。夜間時間帯については、天王寺発西九条方面は20時56分発、21時27分発、23時38分発の関空紀州路快速を廃止する。その一方、22時28分の関空紀州路快速を増発する。桜島線も桜島発21時50分まで15分毎に天王寺や京橋まで乗り入れていたのを見直し、20時以降は21時40分発、22時08分発を除いて、すべて西九条止とする。21時台の西九条発大阪方面を見ると、改正前は15本あったのが、改正後は10本まで減ることになる。USJは夏休み期間中は平日でも21時まで開いていることを考えると、どれくらい混雑するかきになるところだ。
終電時間帯では、天王寺発24時04分発の最終大阪行は23時58分に繰り上げ、関空紀州路快速の最終と同時刻の発車とする。新今宮から先は関空紀州路快速と同時に走らないので、3分停車して調整、その結果3分繰り上げとなる。また、23時38分の関空紀州路快速がなくなったため、23時40分の京橋行は37分に繰り上げ、京橋行だったのを天王寺行とする。代わりに23時47分の天王寺行を京橋行に変更、大阪などから京橋以南への外回り最終を7分繰り上げる。
行先変更の影響で、大阪では京橋以南鶴橋、天王寺方面への最終が24時08分だったのが24時02分に繰り上げとなる、このことで、御堂筋線のなかもず行最終の方が梅田発24時08分と遅くなる。なお、この御堂筋線は中央線に接続するので、森ノ宮も地下鉄経由の方が終電が遅い。
次に内回りを見る。
天王寺発鶴橋方面は、19時58分から21時31分までの桜島行5本のほか、19時46分の関空紀州路快速が廃止に、20時台は16本あったのを11本に減らす。3分間隔は消滅して、ほとんどが5分間隔となる。22時56分の紀州時快速日根野行は天王寺~京橋で廃止に、23時04分の普通を23時00分に繰り上げてフォローする。
終電時間帯では、24時04分の大阪行きについては運転を取りやめ、最終を16分繰り上げの23時48分とする。大阪への最終は先述の外回りが23時58分と10分遅くなるが、御堂筋線は新大阪行が24時03分まで運転されている。
天王寺での鶴橋方面最終となった23時48分発は西九条経由で天王寺まで回っていたのを大阪止に変更する。この影響で大阪での西九条方面天王寺までの最終は24時11分だったのが24時02分となり、外回りの京橋以南への最終と同時刻になる。
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