中国地方私鉄2021年春ダイヤ改正

2021年3月13日ダイヤ改正、アストラムラインと水島臨海鉄道の改正概要は以下の通り。

●水島臨海鉄道

水島臨海鉄道では朝時間帯以外を中心に６往復の列車を廃止するのと同時に、水島～三菱自工前間でさらに運転本数の見直しを行なうことになった。最終列車１往復も廃止となり、下り15分、上り20分の繰上げとなる。

まず、倉敷市発での下りを見ると始発が6時18分だったのを6時02分に繰り上げる。次に10時02分の列車を廃止して、9時20分発を9時41分に繰り下げた上で水島行に変更する。この時間帯は全て三菱自工前行だったが、これらの変更で9時から10時40分まで三菱自工前行がなくなる。

午後時間帯も倉敷市発14時00分の三菱自工前行を廃止、13時20分発を13時40分に繰り下げると同時に水島行から三菱自工前行に変更する。代わりに13時00分の水島行が三菱自工前行となる。このことで三菱自工前行は、10時40分から13時40分まで開くことになる。14時40分の三菱自工前行は14時27分に繰上げ、間隔を調整する。

16時台は20分間隔だったが45分発を廃止としている。その影響か、17時台を16分発、48分発から08分、37分に繰上げている。その次の18時08分も廃止となったので、18時28分発まで51分のタイムラグが発生する。さらに19時44分発も廃止となる。改正前は、16時05分発の水島行以外は、14時00分発から19時24分発まで全て三菱重工前行だったが、改正後は、14時27分の後、17時08分、37分、18時28分だけどなる。

このことで、三菱自工前行の最終は56分繰り上がる。また、23時00分の水島行は廃止となる。このことで、22時40分の水島行は22時45分に繰下げとなるが、最終は15分繰上げとなる。岡山方面からの最終の接続は、22時45分着の山陽本線からだったのが40分着の伯備線からになるので、岡山では７分だけの繰上げとなる。

水島発を見ると、まず、10時12分発を廃止、それに伴い、8時50分発、9時31分を9時11分発、9時51分発に繰り下げる。午後は14時11分発を廃止して、13時30分発を13時51時に繰り下げる。このことで、12時51分、13時51分、14時51分と１時間間隔になる。さらに16時15分発も廃止する。

17時台は09 40 58となっていたのを、17時58分発を廃止するなどして、00 48だけに、48分のタイムラグができることになる。さらに19時16分も廃止、18時20分発以降は40分前後の運転間隔となる。22時31分発も廃止して、最終列車を20分繰上げる。

最後に、三菱自工前発を見る。8時27分までは大きな変更はない、8時47分発は9時08分発、9時24分発は9時48分発に繰下げとなる。その後、10時09分、10時48分、13時23分、14時08分、14時47分となっていたのは、11時26分、14時48分だけとなり、３本減となる。

15時台は２本をキープするが、16時12分も消滅、17時台は06、37、55だったのが45分発だけとなり２本なくなる。18時台はキープだが、19時13分がなくなる。最終の19時26分には変更はない。改正前は24本あったのが、改正後は７本減の17本となる。

なお、倉敷市発7時40分と三菱自工前発7時04分は土日の運休を取り止める。

●アストラムライン

平日夜間時間帯に４往復の運転を取り止める。

改正前は、本通発で、19時56分から20時52分まで８分間隔、21時46分まで９分間隔、22時56分まで10分間隔、23時51分まで11分間隔となっていたが、改正後は19時49分から20時13分までは８分間隔、20時22分から21時52分まで10分間隔、22時03分から27分まで12分間隔、最終の24時11分まで13分間隔となる。

21時台は９分間隔から10分間隔になっただけだが、22時台後半は10分間隔だったのが13分間隔になっている。それ以外の間隔が２分ずつ拡大している。最終電車は本通発24時11分で変わらない。深夜以外にも、広域公園前発16時06分を短縮変更して、長楽寺発16時16分とする。

休日夜間も１往復の運転を取り止め、本通発21時10分まで12分間隔だったのを20時34分までとする。その代わり、本通発21時01分から23時31分まで15分毎として、わかりやすくする。