2021年の3月13日ダイヤ改正、近畿の小私鉄を振り返る。
●紀州鉄道
御坊発20時38分と西御坊発20時27分を廃止して、下り最終を22分、上り最終を32分繰上げる。
また、御坊発9時52分と11時03分のきのくに線上り和歌山行が、御坊発10時05分、11時09分に繰下げとなったため、西御坊発9時40分、10時40分は9時50分、10時50分に繰下げて、接続時間を短くする。この影響で御坊発9時54分を10時05分に繰り下げて、紀伊田辺からの普通に接続させる。また、御坊発19時13分を19時05分に繰り上げる。このことで、19時10分の「くろしお」で御坊に着いた客は35分発まで待たなければならい。
●和歌山電鐵
平日朝においては、貴志発5時49分の運転を取り止め、貴志発5時19分を5時28分に繰り下げる。このことで和歌山着5時48分だったのが5時57分に繰下がる。大阪方面阪和線は、5時48分から6時03分の特急までないので影響はなく、むしろ接続時間が短縮される。和歌山発5時54分の貴志行も廃止となる。平日16時台において00貴 30貴 50伊となっていたのを00貴 20伊 37貴に変更して、伊太祈曽まで20分間隔に近づける。
土日朝は、特別ダイヤで運休となっていた和歌山発6時55分の伊太祈曽行、伊太祈曽発5時45分の貴志行、伊太祈曽発6時30分の和歌山行を廃止にする。貴志発5時28分を、伊太祈曽発5時39分に短縮変更するのも特別ダイヤから引き継ぐ。土日夕方は、リリースでは触れてないが和歌山発17時17分の伊太祈曽行を16時17分にシフトさせる。後続の列車は5分、7分と繰り下げる。
平日、土休日ともに終電時間帯は特別ダイヤを引き継ぐ。つまり和歌山発23時36分の貴志行、貴志発22時55分の和歌山行、23時41分の伊太祈曽行は運休から正式な廃止に、和歌山発23時00分は特別ダイヤで貴志行から伊太祈曽行になっていたのをそのままにする。
●北条鉄道
平日ダイヤにおいて、粟生発18時56分の北条町行、北条町発18時53分の粟生行をを新設、65分のタイムラグをなくし、最短25分間隔にさせる。粟生発18時56分は粟生着18時54分の加古川線、18時46分の神戸電鉄から接続することになる。1往復新設する代わりに粟生発19時51分、20時51分の北条町行、北条町発19時18分、20時18分の粟生行を廃止して、19時台、20時台は毎時1本とする。
●神戸電鉄
三田での最終列車の時刻を見直す。三田発24時39分の岡場行を廃止に、24時24分の道場南口行を岡場まで延長運転した上で最終とする。このことで岡場までの最終は15分繰上げとなる。また、横山、ウッディタウン方面は三田発24時53分が廃止となる。このことで、最終は21分繰上げの24時32分発となる。新三田までの最終は24時55分、新三田から南ウッディタウンまでは2キロ程度だから、タクシーでも十分だ。
●嵐電
四条大宮発23時17分と24時00分の嵐山行を廃止する。このことで23時台は、04 17 30 45 00の13、15分間隔だったのが、05 25 45の20分間隔に、最終列車は15分繰り上がる。
嵐山発四条大宮行については、四27 四42 西55 西10 西25 となっていたのが、四27 西50 西10と変わる。つまり23時42分の四条大宮行と24時25分の西院行を廃止、それに伴い23時55分の西院行を5分繰上げる形だ。このことで四条大宮行最終は18分繰上げ、西院行最終は15分繰上げとなる。なお、嵐山発23時27分は正雀までの最終、23時50分は桂までの最終に接続する。
北野線については変更はない。
最新の画像もっと見る
最近の「情報(東日本)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事