来年から、気象庁の台風情報の発表がだいぶ変わると聞いた。
予報は、24時間先までの予報が12時間刻みだったのが、詳細な3時間刻みになる。
表示方法については、とりあえず目前の話に重きをおきたいときは、48時間以後の予報は無視して、24時間の暴風警戒域が収まる程度にクローズアップした地図を使う。そのうえで、3時間ごとの円が重なって見づらい場合は途中を省略して6時間ごとの円しか書かなかったり、円を書かずに接線でつなげて表示したりする(勾玉みたいな形になる)。
さらに、全国371地点ごとに出している3時間ごとの「暴風域に入る確率」も、全地点の予想を一枚の地図に落として確率ごとに色分けして発表することになるのだそうだ。
予報間隔が短くなったことで、自分のところに何時頃来るのかを想定しやすくなった。だからといって雨風が弱まるわけではないのだけど、交通機関の運行の可否判断がより確かなものになる助けにはなるだろうし、瓦が飛びそうな絶対に外に出てはいけない時間帯も判断しやすくなるはずで心強い。さらに予報の精度も年々向上を見せていて、24時間先の予報が平均200kmずれていた20年前に比べて、今や100kmそこそこなんだって。
それはそれとして、とりあえずその新しい発表方法を早く見てみたくて、台風を心待ちにする昨今。来年だけど。
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