ひなげし日記

本と映画とお芝居と…

平和の枝行進

2015年07月22日 | 日記

20日に梅雨が上がった、翌日が赤〇平和行進の日。それぞれのスタート地点の式に毎年平和の詩を朗読してきて何年経ったか?戦後70年の今年は、通し行進者の挨拶、NPTへ派遣した地域の代表者の挨拶になる。通しの方は年金者組合の静岡の女性、Mさん。医生協から参加していたTさんも同郷の方だと喜んで握手していた。東京からここまで歩き通され、「今日で200万歩を越えています」と言われていた。雨も風もカンカン照りも1歩1歩が広島への道。健康と足に自信が無いと通し行進は出来ないなあ。帽子にフェルトで作った大きなひまわりを飾っておられた。

9時から始まりグルリと中心部を回る短い行進ではあるが、去年よりは参加人数が増えてた。会場へ行って急に言われたのが車でのアナウンス。朗読が無く行進だけだからと緊張が緩んでいた。梅雨明けの今日は朝から物凄い日差しになっている。この暑さの中を歩くのが私の平和行進だと思って、毎年汗を流しながら歩いてきた。それを車でアナウンスだけなんて申し訳ない気持ちになる。

1か所を終えて次の場所へ。こっちの方がさっきより倍近い人、いつもの顔も沢山見られる。Kさんも。後で聞くとKさんは今年が初参加だそう。他の場では中心になって活動されてるので、今まで行進には参加されてなかったなんてビックリした。Oさんもおしゃれなブルーに統一した服装で涼しげだ。出発式を終えコープのお店まで行進。うちの枝行進は歩く区間が短いので高齢の方も参加しやすい。コープのお店で昼休みのあとは、他に3町へ回る。先に折り鶴やカンパを頼んであるので、それを受け取ったり、お礼を述べたりで、行進は無し。途中アナウンスしながら回る。今でもアナウンスの声に暑い中 、鶴やカンパを届けるために待っていてくださる方たちがおられ、ありがたくて頭が下がる。「でもこうしてくださる方が年々少なくなってる」「高齢になられたためですか?」若い方は車が回る時間帯はお仕事だろうし、長い間届けてくださっていた方も亡くなられたり色々のようだ。以前はこうした地域でも行進が行われ、子どもさんやつえ付いたお年寄りたちも参加してくださっていたのに・・・ 小学校低学年だった孫も参加し、一緒に平和の詩を読んだこともあった。その子も今は高校生だ。この枝行進も今年で34回目となる。1958年、広島から1人の僧侶が東京へと歩き始めた平和行進、着くまでには沿道からの賛同者が加わり延べ100万人にもなったと。それから毎年続くこの平和行進は国民的な行動になっている。


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