榎本ハンバーグ大学

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疲れた胃腸の改善術

2010年12月22日 20時57分12秒 | 美容と健康
こんばんはハンバーグ研究家の榎本稔です




この時期は、忘年会やら仕事のストレスなどで胃腸が疲れている方が多いのではないでしょうか

メルマガ版「ハンバーグ研究所」で5回にわたって配信した「疲れた胃腸の改善術」をまとめて紹介したいと思います。





疲れた胃腸の改善術第1回「消化促進」


食事から胃腸の改善をするには、胃酸の分泌量を適量に調整し、胃腸の消化吸収を助けてくれる食物が最適です。

デンプンを分解するもの、タンパク質を分解するもの、脂肪を分解するものがありますが、この3つを兼ね備えているのが納豆。
納豆は栄養豊富な滋養強壮食であるばかりか、類を見ない優れた消化剤です。

また、消化によいといわれる大根の2倍のジアスターゼを含むのがヤマイモ。
消化の悪い麦飯にとろろ汁をかけて食べるのもその理由からです。

タンパク質をよく消化するのはパパイヤ、イチジク、パイナップルなど。
酢豚にパイナップルは理にかなっているわけです。





疲れた胃腸の改善術第2回「胃酸を抑える」


胃酸は強酸で、金属なども溶かしてしまうそうです
これを中和するにはアルカリ性のカルシウムを取りましょう。
牡蠣やワカメ、コンブなどに多く含まれています。

また、胃酸過多はストレスやたばこの吸い過ぎなども影響します。
胃酸過多で煙草を吸う方!要注意です。
精神安定作用のある蓮の実、ユリ根、ナツメが効果あり。





疲れた胃腸の改善術第3回「胃酸を抑える」


胃痛にお悩みの方で、原因は胃酸のせいだと思っている人の半数以上は、逆に胃酸が足りないのだそうです。
特に胃弱の人やご年配の方は、多くの場合胃酸が少ないようです。

では、どうしたらよいのか。
胃酸の分泌を助けてくれるものは、アロエやニンニク、ペパーミント、生姜、シソ、梅干、ラッキョウ、ビール酵母などがあります。
また、香辛料にはおおむね胃酸を分泌させる作用があります。

そのような物食べた時に胃痛が改善されるという方は、胃酸が足りない可能性があります。





疲れた胃腸の改善術第4回「炎症、潰瘍を抑える」


モロヘイヤ、オオバコなど、粘質多糖類を含む食品は胃のただれを抑える働きがあります。
特に、モロヘイヤはビタミンやミネラルの含有量が多く、炎症を抑えるだけでなく、免疫力を高めて炎症を予防するはたらきもあります。

また、青汁に含まれるビタミンUというキャベツ特有の成分は、消化作用と胃粘液の分泌を高め、潰瘍を予防してくれます。
また、プロポリスには胃炎や潰瘍の症状を和らげる作用があります。






疲れた胃腸の改善術 最終回「生活習慣」


まず、朝食をとらない人は、胃の空腹時間が長くなり、胃液が胃の粘膜を刺激して潰瘍になりやすくなります。
その状態でコーヒーやたばこを吸うと、胃は最悪な状態になってしまいます

朝は食欲がないという方は、就寝3時間前からは何も食べないようにすると効果がありそうです。
もちろん間食もなしですよ。

そらから、食べすぎには注意です。
食べ過ぎによって胃が広がり、胃の筋肉も伸びてしまい、胃の動きが弱ってしまいます。
その結果、十分に消化されないままになり、消化器全体に悪影響を与えます。
昔からよく言われるように、「腹八分目」がベストのようです。






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