まあ、今日の話はいつもとは若干テイストが違うかもしれませんが
台風も近ずいていますし、東京は雨
和太鼓からちょっと離れまして
久しぶりに日本のバンド物等を...それもギャルバン!
#1 そもそもギャルバンとは
思い起こせばガールズ、とかメデューサとか
古くからその存在はございましたが....コホン.....ゴホッ!
今ガンガンに売れてますって感じではなくとも
いやむしろ、結構こういうバンドなら無理してでも行こうかな~と
そう心から思うバンドもある訳です
まず、絶対自分にはこれはありえないという
ま、その場合、目線はどうしても「仕事」或いは「なにか学ぶ」という感じも嫌ですので
完全に頭空っぽで出掛けられる、
そんな野心とか上昇志向のかけらも無い奴が良い訳です
「うるさいな~四の五の言わないで!
あたし達、これが好きなんだもんね!」って感じの。
という事で、
何年か前に高円寺のUFO Clubにちょくちょく足を運んだ時期がございました
何と言うか、そこに出演するバンドの感じが
妙に気に入ってしまいまして....
年代的にも周りから若干浮いた感じもしなくは無かったんですがwww
とりあえず、そんな事は気にせずに楽しんでおりました。
いわゆるサイケ物と申しましょうか
昭和歌謡というんでしょうか
これは我々の年代が知っておるところの
サイケデリックサウンドというジャンル
つまり、エアプレイン、デッド、ドアーズ、といった欧米的なものではなく
GSであるとかエレキ物を中心とした60年代日本のあの感じを
現代のバンドがゆがんだ解釈により激しく、ファズチックに演奏するという
いわゆる、アングラ、サイケ、ハレンチ、ガレージ...為五郎っていう
いやあ、かなり曲をオンタイムで見聞きしている私でも、
「これ誰の曲?」とかなり学術的見地に立ち
しかも記憶の糸を手繰り寄せなければ思い出せないような
レパートリーを続々とマニアックに繰り出してくる
そんな感じのバンドをかなり気に入っておりました。
そして、光栄にも、嬉しい事に出演されるバンドの方々一応に
さらに私にさえも...「あんた誰?」ではなく
「ハルヲフォンRESPECT!」という優しく温かい言葉に
なんか...ああ、あの時やっててよかった..なんて思ったりもしていました。
#2 祝 50’s復活
中でも1押し!好きだったのが博多から来ていた、50’s High Teens!
もうなんか、ここは女子高の体育部の部室か?と思わせるような
まさに魂を揺さぶる世界に誇るスクリーミングという領域
(もう、これは想像を絶するエネルギーと申しましょうか)
ああ...多分オルガンの子(ケイちゃん)、この後間違いなく失神だよねって感じの
で、なんとあの時のメンバーで今年の暮れ復活LIVEやるそうで、
詳細は知らないんですが.....092...?...なんか..遠そうすな...。
誰か詳しい人おられましたら、これは是非教えて下さいませ。
まあ、他にも沢山いいな~!と思ったバンドが出演していましたが
そんな好きだったバンドも解散したり、
活動を休止したりという噂を聞いておりました。
Let's Go! JanJan!-Thee 50's High Teens
#3 キノコホテル
まあ、そんな頃から数年がたちまして
この間、知り合いから
「このバンド知ってます?...ハルヲフォン聞いてバンドやり始めたみたいですよ」と
急に聞かされた次第で...
最近のバンド?って聞いたら...そうだと それも...ガールスバンド!
おお、名前は知っておりますがなキノコホテル
早速ちょっと調べてみましたわ
kinoko hotel
おお...成るほど....確かにそう書いておりますな
どうも電撃の復刻wwwにインスパイアされたそうで
そうですよね...今2013、...
此れリリースした頃には彼女達は産まれてもいないわけですから...
続いてPV
どわっ!キターーーーー銅鑼!っすかオープニング
我々のより大きいサイズの銅鑼!
しかも孫みたいな年代
キノコホテル - 真夜中のエンジェル・ベイビー
「真夜中のエンジェルベイビー」ですか
血が流れておりますなwwwしっかりと
そうですか....がんばって欲しい...心からそう思います。
秘伝やきそばシェイク教えないといけませんな(笑)
なんというんでしょうかね~、勿論私たちが生息していた60年代のあの頃
勿論音楽もそうでしたけど、ファッションや考え方、全てを含めて
女の子達に少なくともこういうのがやってみたい!と
思わせる何かがあったんでしょうな
で、そんな頃にリアルタイムで演奏を始められた自分たちも
何かラッキーだったんだろうなと、今更ながら、そう思う訳です。
万里れい子「サイケな街」1968
しかし、 いかにこの手が好きでも、
どう考えましても一つだけハッキリしている事がございまして
それは、何年バンドをやろうと、どんなに全ての面で切磋琢磨しても
ギャルバンだけは「私は決して出来ない」という事でありますわ
だから好きなのであります。