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鼓曲萬来

往年のサイン

程よい距離感」とも申しますか

叫べば届く距離なんてのが一番良いですな

 

まあ今日の話はそんな話なんですけれど

そういった状況だけとは限りませんで

時には叫べど相手に届かないそんな場合もある訳で

 

例えば、私どもも往年は轟音の演奏環境の中で

相手に意思を伝えようなんて状況も多々あった訳です。

 

伝えようにも離れすぎて不可能、アイコンタクトと申しましても

正確な意思はなかなか難しい....

さあ、そんな時、登場するのが演奏時の指サインって奴でございまして

 

あらかじめ幾つか決めておいて非常時には指サインで合図を出す

そりゃ状況に応じて幾つかあるんですけれど、本日はそのうちオーソドックスと申しましょうか

基本的な奴をば幾つかご紹介したいと思います。

 

で、まずはこれ

 

ちょっと出す指、間違えると大変な事になりそうですが

これはつまり、いわゆるキーサインですな

一本がC,二本出すとD,以下3本でE、4本でF,五本でG

となっていく常識的なKeyの確認でございます。

 

で次はちょっと複雑なこれ

 

まあ楽器等を演奏する方なら見覚えもあるでしょうけれど

中指に人差し指をからめてひねるという

これはセーニョという音楽記号を模したもので 

意味としてはDCからこのマークに「頭に戻れ」といった感じでしょうか

 

 

踊り場等で演奏しておりますと

時にして「この後どこに行けばいいのサビ?それともテーマ?」なんて状況も生まれる訳で

そんな時、勇気ある奴が堂々とこのサインを出してくれると

全員「ああ良かった行くところ決まったもんね」と一安心する訳でございますな。


まあこういったサインが幾つもありまして、轟音の中、往年は演奏を進めていた訳ですが

最近はPAもしっかりしておりますし、サイン等出さなくてもお互いの音を聞いて

各々判断も出来る訳ですが

昔は自分の音を出すので精一杯

おのずとこういったサインが飛び交う状況ではありました。 


他に目を向けますと

BEATLESの有名なアルバムジャケット
あの雪山でのHELPの手旗信号




実はあれ、見栄えが良いという理由でああなってるそうで
解読するとNUJVという意味不明なサインだそうです
何十年も「HELP、助けて」だと思い込んでおりましたもので
いきなりそう言われてもとも思いますが
手旗信号のオーソリティなら当然昔から解っていたんでしょうな

いや、特に緊急を要する信号ですから
そこはいい加減にして欲しくなかったとも思いますが

さて、昨今の社会状況を鑑みますと
いじめであるとか、虐待であるとか、DVであるとか
特に在宅時間の長い、コロナ禍の今
緊急の助けや保護を願う事態も増えているようにも思う訳です

そこで、これも知らなかったんですが
現在、世界共通のHELPサインがあるそうであります

特に回りに加害者とかがいる場合
声が出せないなんて状況も考えられる訳で
その時にこっそりとこのサインを出すそうです

ここにその写真を載せようとも思いましたが
管理人が助けてサイン出してると勘違いされてもなんですので
一応WEBより



ですね、いつ何時、このサインに遭遇するとも限りませんので
しっかりと覚えておきたいと思います。

まあ、たしかに飛抹感染も危惧される状況ですから
こういったサインであるとか有効な伝達方法かもしれません

という事で
緊急事態宣言発令中の昨今
管理人粛々と日々を過ごしておりますが
内容の乏しいブログをUPする機会も増えております

まあ、そこにいつも来て下さり
中にはリアクション下さる方々も

コメント欄でも設けて御礼しようかとも思いましたが
どうも返答等に失礼があってもなんですので
この場をお借りして、御礼をば
いつも有難うございます

梅雨時の不安定な時期にも入ります
御身体御自愛の程をば 
萬来
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