今日は、私が習っているお茶の先生が「夜咄(よばなし)の茶会」
をひらいて下さいました。
夜咄(よばなし)の茶会とは・・・
表千家 の 茶事七式 のひとつ。炉の季節に
冬至に近い頃から立春までの間、夕暮れ時から行われる茶事のことで、
夕食とお茶を頂く夜の茶会、とでも言いましょうか・・・。
最大の特徴は、電気の明かりを使わず、
行灯と蝋燭の明かりのみですべてを行うことです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/aa/d1a3f227cf0222e91048c54dc3ee0e3c.jpg)
この幽玄の世界がまた趣があります。
初座の挨拶のあと、とりあえず寒さをしのぐため
「前茶(ぜんちゃ)[水次や水屋道具で点てる薄茶] 」を頂きます。
拝見の所望はせず、正客以外は「おもあい」で二人一椀で頂く。
この後、一度外に出て、つくばいで手・口を清めてお席入りをして、
初炭 をします。
そして、お待ちかね?懐石です。
本日の懐石料理は、もちろん先生の手作り!
何て心のこもった、そして品の良い、美味しいお味なのでしょう!!
懐石の後すぐに主菓子を頂いて、中立。
茶席が整うまで客人は一度、外に出て退席します。
準備が整ったら ご亭主が手燭の交換に来て、改めてお席入りをします。
この『手燭の交換』が、この「夜咄の茶会」の特徴的イベントです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/0f/098c2617412d99580c106c1aad72d938.jpg)
そして、お濃茶 続きお薄 を頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/36/f041dad39771bf621ea8febf66add87e.jpg)
お点前中の写真です。フラッシュを使うと昼間みたいになってしまい
折角の蝋燭の明かりの良さが出ないので暗いまま撮りました。
本来は厳粛なお茶事で、シャッターを切るのはいけない事なのですが、
多めに見て頂いて、ほんの数枚 写メを撮らせて頂きました。
文章にするとあっさりですが、
お料理も、お道具も、お菓子も、すべて素晴らしいものでした。
特に、この「夜咄の茶会」でしか使えないお道具がいくつかあるのですが、
そのひとつ 「払子(ほっす)」。
夜の茶会では お花 は生けてはいけない との事で
茶花の変わりに 「払子(ほっす)」を飾ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/e4/07d2beb861a7c3c67ecaccc47d0748fd.jpg)
白馬のしっぽだそうです。取っ手も漆塗りで、
かなりお高いそうですが、わざわざこの「夜咄(よばなし)の茶会」
の為に先生はご用意くださいました。
幽玄の世界での一期一会・・・とても素敵な茶会でした。
お茶道具からお料理から何から何まで先生お一人でご準備下さり、
我々生徒にお勉強をさせて下さった 松田和子先生、
改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!
をひらいて下さいました。
夜咄(よばなし)の茶会とは・・・
表千家 の 茶事七式 のひとつ。炉の季節に
冬至に近い頃から立春までの間、夕暮れ時から行われる茶事のことで、
夕食とお茶を頂く夜の茶会、とでも言いましょうか・・・。
最大の特徴は、電気の明かりを使わず、
行灯と蝋燭の明かりのみですべてを行うことです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/aa/d1a3f227cf0222e91048c54dc3ee0e3c.jpg)
この幽玄の世界がまた趣があります。
初座の挨拶のあと、とりあえず寒さをしのぐため
「前茶(ぜんちゃ)[水次や水屋道具で点てる薄茶] 」を頂きます。
拝見の所望はせず、正客以外は「おもあい」で二人一椀で頂く。
この後、一度外に出て、つくばいで手・口を清めてお席入りをして、
初炭 をします。
そして、お待ちかね?懐石です。
本日の懐石料理は、もちろん先生の手作り!
何て心のこもった、そして品の良い、美味しいお味なのでしょう!!
懐石の後すぐに主菓子を頂いて、中立。
茶席が整うまで客人は一度、外に出て退席します。
準備が整ったら ご亭主が手燭の交換に来て、改めてお席入りをします。
この『手燭の交換』が、この「夜咄の茶会」の特徴的イベントです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/0f/098c2617412d99580c106c1aad72d938.jpg)
そして、お濃茶 続きお薄 を頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/36/f041dad39771bf621ea8febf66add87e.jpg)
お点前中の写真です。フラッシュを使うと昼間みたいになってしまい
折角の蝋燭の明かりの良さが出ないので暗いまま撮りました。
本来は厳粛なお茶事で、シャッターを切るのはいけない事なのですが、
多めに見て頂いて、ほんの数枚 写メを撮らせて頂きました。
文章にするとあっさりですが、
お料理も、お道具も、お菓子も、すべて素晴らしいものでした。
特に、この「夜咄の茶会」でしか使えないお道具がいくつかあるのですが、
そのひとつ 「払子(ほっす)」。
夜の茶会では お花 は生けてはいけない との事で
茶花の変わりに 「払子(ほっす)」を飾ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/e4/07d2beb861a7c3c67ecaccc47d0748fd.jpg)
白馬のしっぽだそうです。取っ手も漆塗りで、
かなりお高いそうですが、わざわざこの「夜咄(よばなし)の茶会」
の為に先生はご用意くださいました。
幽玄の世界での一期一会・・・とても素敵な茶会でした。
お茶道具からお料理から何から何まで先生お一人でご準備下さり、
我々生徒にお勉強をさせて下さった 松田和子先生、
改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!