こちらの記事でインテルの第6世代CPUでメモリ相性問題がある事を紹介しました。
その後、たまたま第6世代Core iシリーズがつかえるH110チップセット搭載でDDR3モメリ仕様のマザーボードMSI H110M-S01を手に入れたので試して見ました。
(パソコンハードオタクなのがバレバレです。)
なんとDDR4ではまともに動かなかったCeleron G3900でも正常に動作しました。
DDR3-10600、12800どちらも正常動作しますし、Dual channel動作も問題ありません。
Windows10のインストールも可能でした。
DDR3とDDR4ではメモリ関係のタイミングそのものか、タイミングの余裕が違っているようですね。
より高速化しているDDR4の方が厳しい条件なのでしょう。
第6世代Core iシリーズのCPUで動作不安定になっている場合はDDR3対応のマザーボードを試すと幸せになれるかも知れません。
1つだけの事例なので必ず動くという話ではありません。
(一発データは信頼性がありません)
試される方は自己責任でお願いします。
本来はより高速なDDR4で設計すべきところをあえてDDR3にしているというような通常とは違う構成のマザーボードを昔は変態マザーボードと呼んでいました。
ASRockが昔から変態マザーボードを良く出しており、形状の違うCPUソケットが2つあるもの(当然同時使用はできません)やビデオカードのインターフェースが2種類載っているものなど不思議なマザーボードがありました。
私はSocket 478のPentium 4から LGA775のCore 2 duoに移行する際にインテル865チップセットでは主流だったDDR2メモリではなくDDRメモリが使えるGigabyte GA-8I865GME-775-RHを選んで使っていました。
当時はメモリが高価だったからです。(1GByteのDIMMで10,000円ぐらいしていたと思います)
メモリに関する変態マザーボードは古いPCのメモリを流用してアップグレードできるので重宝します。
もちろん性能的には少し劣ることになりますが、例えばCore 2 duoでもDDR3を使っている機種があり、第6世代Core i シリーズに乗り換えればメモリの速度差など気にならないほど性能が上がります。
変態マザーボードはCPUとマザーボードをアップグレードする際に財布にやさしいマザーボードです。
最近はあまりないようですが探してみると面白いものがあるかもしれません。
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