ロートル技術屋の日記

痛ましい水の事故 溺れそうになった時はあわてないことが大切。

夏休み初日の昨日、福岡で小学6年生の女の子3人が溺れて亡くなるという痛ましい川の事故があったという報道があり、皆さんもご存知だと思います。

海や川、プールなどで足がつってしまったり、急に足が届かなくなって沈んでしまったり、少し水を飲んでしまったりというような予測していない状況が発生するとどうしてもあわててしまいます。
あわてると手足をバタバタしてしまったり息をしようともがいたりしてしまいがちです。
無理に息をしょうとすると逆に水を飲んでしまうことになります。
そんな時、一番良い対処は息を止めて体の力を抜き手足を伸ばし水面に浮かぶまで待つことです。
水を飲んでしまい咳き込みそうなときはとにかく我慢する必要があります。
人間の体はよほど多く水を飲まなければ肺にたくさん空気があるので水に浮くことができます。
疑問に感じる方はプールに行って試して見て下さい。
咳を我慢するのは肺の中の空気を減らさないためです。

水面に浮かび上がったら仰向けになることで息ができます。
海の場合は波があるので息をするのが少し難しいかもしれませんが、海水は塩分があるおかげで体が浮きやすいので頭を少し上げて波の様子を見ながら呼吸をすればなんとかなると思います。

亡くなられた3人の女の子たちは水深2~3mの川底で発見されたそうなので肺に水が入ってしまったのだと思われます。

小中学校では夏の体育に水泳の授業があります。
泳ぐことを学ぶ前に水に浮くことを学ばせた方が良いのではないかと思いました。
(最近の学校事情がわからないので既にやっているかもしれません)

水に浮くことができれば呼吸ができ、すぐに溺れることはなくなると考えられます。
溺れそうになった時の命を守る術です。
泳ぐことが出来なくても浮くことは出来ますので是非やっていただきたいと思います。

いざという時には浮くことが出来るということを覚えれば恐怖心が和らぎ泳ぐ練習が気軽に出来るようになります。
水泳の上達が早くなるのではないでしょうか。

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