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ロートル技術屋の日記

火星観測 シュミットカセグレンは光軸調整が重要なことを再認識

先日、キャプチャーソフトの設定に失敗し、うまく画像が撮影できませんでした。


昨晩、晴れていたので再挑戦しました。

機材は前回と同じ古いセレストロンのC8鏡筒と同じカメラです。
キャプチャーソフトはカメラ本来の解像度が得られるように設定しました。

直焦点で最初に撮影した画像がこちら。
動画をRegistaxで積算しWavelet処理をかけています。

なんだかボケボケです。
ホワイトバランスなどは変えていないのですが、色合いは前回よりも良くなりました。
シーイングが悪いのかとも思いましたがもしかしたらと火星の像を見ながら光軸を確認するとずれていました。

光軸調整をした後の画像がこちらです。

同じ望遠鏡で撮影したとは思えないほど違いますね。

シュミットカセグレンは光軸調整が重要という話は聞いていましたがここまで違うとは、というのが正直な感想です。
調整した量は3本の調整ネジの角度としてそれぞれ10度も回していません。
シュミットカセグレンをお持ちで見え方が良くないと感じている方は光軸調整を試してみてはいかがでしょうか。

ビクセンの天体望遠鏡 2.4倍Cアダプター31.7を使うとこんな感じになりました。

直焦点の方がきれいに見えますが、拡大されている分、焦点深度が浅くなるので焦点ずれの懸念があります。
もう少し条件を変えて撮影して比較する必要がありそうです。

シュミットカセグレンの光軸調整方法については別記事で紹介したいと思います。

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