昨日、午後から町内を練り歩き花火を奉納できました。
片貝の花火は江戸時代から続いています。
明治の中期には三尺玉(筒の直径が三尺=90cm)を打ち揚げており、三尺玉発祥の地です。
テレビ局が仕掛けた世界一競争で四尺玉を打ち上げるに至りました。
規制によってこれ以上大きい花火を日本で打ち上げることはできません。
町内を練り歩く行事は「玉送り」と呼ばれています。
江戸時代~明治にかけて個人で花火を作り神社に持っていって打ち揚げたそうです。
江戸時代、片貝は幕府直轄の天領だったそうで火薬に対する規制が緩かったので個人で作れたといわれています。
運搬中の暴発事故があったようで大八車に花火を入れる箱を載せて若い衆が花火を揚げる家を回ってまとめて持っていくようになったのが「玉送り」の始まりだそうです。
同級会の場合はそれぞれ趣向を凝らした 屋台を作りこれを引いて会長の自宅から出発し町内を練り歩きます。
10歳上の同級会が製作した屋台を借りてこれをベースに製作したそうです。
おそらく過去最大、最重量で坂を登るのが大変でした。
約4kmの道のりを数度の休憩、夕食をはさみながら8時間かけて移動しました。
無事、神社にたどり着き、花火を奉納できました。
もう、Youtubeにアップロードしてくださった方がいらっしゃいました。
今日は午後から同級会(コロナ対策をしています)です。
準備をしてくれた町内在住の同級生に感謝の気持ちを伝えながら楽しみます。
明日、帰る予定です。