過日の定例会後
いつもの居酒屋にて
われわれは
乾杯の時を待っていた。
仲間のひとりの
グラスの用意が遅れ
ようやく揃って…
という時に、
またひとり
仲間がやってきた。
彼の一杯をオーダーし、
何とはなしにそれを待つ面々。
……“なかなか来ないねえ”。
すると大御所某氏。
“これが外国だったら、
めいめい呑み始めてるよ。
日本だけだよ、
こうやって皆のグラスが
揃うのを待つのは”と
一言。
…なるほど。
皆の顔を見渡してみる。
“和を以て尊しと為す”
それは、
ただ仲良くということではない。
“党派にこだわらず
互いに和らぎ睦まじく
話し合いが出来れば、
自ずと道理にかない
物事を成し遂げられる”
という意味あいである。
まさしくつい先ほどまで
そういった時間を
共に過ごしたのだという
充足感のようなものが
おのおのに見えた。
全員のグラスが揃い
ようやく乾杯ーー!
そうやって
調和を大切にしながら
暮らしてきたのが
日本人なのだなあ…!
つくづくそう感じた
ひとコマでありました。
いつもの居酒屋にて
われわれは
乾杯の時を待っていた。
仲間のひとりの
グラスの用意が遅れ
ようやく揃って…
という時に、
またひとり
仲間がやってきた。
彼の一杯をオーダーし、
何とはなしにそれを待つ面々。
……“なかなか来ないねえ”。
すると大御所某氏。
“これが外国だったら、
めいめい呑み始めてるよ。
日本だけだよ、
こうやって皆のグラスが
揃うのを待つのは”と
一言。
…なるほど。
皆の顔を見渡してみる。
“和を以て尊しと為す”
それは、
ただ仲良くということではない。
“党派にこだわらず
互いに和らぎ睦まじく
話し合いが出来れば、
自ずと道理にかない
物事を成し遂げられる”
という意味あいである。
まさしくつい先ほどまで
そういった時間を
共に過ごしたのだという
充足感のようなものが
おのおのに見えた。
全員のグラスが揃い
ようやく乾杯ーー!
そうやって
調和を大切にしながら
暮らしてきたのが
日本人なのだなあ…!
つくづくそう感じた
ひとコマでありました。
病は氣から。
そうに違いない……
ふだんなかなか
つかうことのない
怒りの感情
軽蔑、嫉妬、
憎しみ、悲しみそして
絶望のない交ぜに
数時間浸かっただけで
寝込んでしまった
しかも
ちょっと青ざめるような
兆候まで出る始末…
人を殺すも生かすも
救うのも人、
人の心ひとつ
私は病院へ半ば強制的に
(ほんとはそれが
愛情と知ってる)
大人しく送られた
診察室
悪い症状が出たことを
打ち明けるが
先生は私に指一本
触れることなく
“大丈夫、この前ちゃんと
検査したけど
何もなかったからね
お薬出しましょう”……
曰く、ストレスで
ホルモンのバランスが
崩れただけなのだと
拍子抜けと安堵感
そして目の前には
昨日
私に怒りの種をもたらした
張本人
でも今日は
私を助けてくれる人
会えば言葉なんていらない
ともに居られる奇蹟を
感謝し喜びたいと
思えるのに
ひとりの夜は魔物だ
明るい氣持ちは
健やかな体をつくる、を
身をもって知る今更に
そういえば
ああいう毒々しい感情に
ふだん
免疫ないものね…と
氣がついた(苦笑)
何はともあれ
深呼吸
深呼吸
そうに違いない……
ふだんなかなか
つかうことのない
怒りの感情
軽蔑、嫉妬、
憎しみ、悲しみそして
絶望のない交ぜに
数時間浸かっただけで
寝込んでしまった
しかも
ちょっと青ざめるような
兆候まで出る始末…
人を殺すも生かすも
救うのも人、
人の心ひとつ
私は病院へ半ば強制的に
(ほんとはそれが
愛情と知ってる)
大人しく送られた
診察室
悪い症状が出たことを
打ち明けるが
先生は私に指一本
触れることなく
“大丈夫、この前ちゃんと
検査したけど
何もなかったからね
お薬出しましょう”……
曰く、ストレスで
ホルモンのバランスが
崩れただけなのだと
拍子抜けと安堵感
そして目の前には
昨日
私に怒りの種をもたらした
張本人
でも今日は
私を助けてくれる人
会えば言葉なんていらない
ともに居られる奇蹟を
感謝し喜びたいと
思えるのに
ひとりの夜は魔物だ
明るい氣持ちは
健やかな体をつくる、を
身をもって知る今更に
そういえば
ああいう毒々しい感情に
ふだん
免疫ないものね…と
氣がついた(苦笑)
何はともあれ
深呼吸
深呼吸
大都会の喧騒
路傍に転がる
無防備な酔客に思う
あなたは
氣付いていないだけで
守られていますよ、と
傍らに寄り添う仲間と
それを許す社会に
仕事のこと
家族のこと
仲間のこと
今までの人生のこと
これから
目指そうとするところ
食事をともにしながらの
とりとめのない話し
帰路につく頃には
おのおの心は軽く
明日もまたがんばろうという
氣持ちに包まれる
そんな相手をしてくれる
先輩と友人達の存在に
それを許してくれる
家族や環境に
私もまた守られている、と
そう思った
路傍に転がる
無防備な酔客に思う
あなたは
氣付いていないだけで
守られていますよ、と
傍らに寄り添う仲間と
それを許す社会に
仕事のこと
家族のこと
仲間のこと
今までの人生のこと
これから
目指そうとするところ
食事をともにしながらの
とりとめのない話し
帰路につく頃には
おのおの心は軽く
明日もまたがんばろうという
氣持ちに包まれる
そんな相手をしてくれる
先輩と友人達の存在に
それを許してくれる
家族や環境に
私もまた守られている、と
そう思った
ケンカ。
悲観的展望
疑心暗鬼
うず巻く猜疑心と
被害者意識
そして
たくさんの疑問符…
いずれにしても
そういうもの達を
抱えていながら
物ごと明るくは拓けない
自分が怒ることよりも
怒られることのほうが
どちらかというと
ずっと多いけど
話をすれば
たいていは他愛ない
思い違いの類いだったり
する
でも“思い”を
疑心暗鬼
うず巻く猜疑心と
被害者意識
そして
たくさんの疑問符…
いずれにしても
そういうもの達を
抱えていながら
物ごと明るくは拓けない
自分が怒ることよりも
怒られることのほうが
どちらかというと
ずっと多いけど
話をすれば
たいていは他愛ない
思い違いの類いだったり
する
でも“思い”を
”思い込み”を
侮ってはいけない
放っておくと
大きく膨らんで
モンスターのように
自分や他人に襲いかかる
だから思い切って
話して欲しい
たとえ巧い言葉が
みつからなくても
雨降って地固まるとは
良くいったもので
大切な人とともに
この先の
かけがえのない時を
過ごすためには
諦めないで
ちゃんと話して
侮ってはいけない
放っておくと
大きく膨らんで
モンスターのように
自分や他人に襲いかかる
だから思い切って
話して欲しい
たとえ巧い言葉が
みつからなくても
雨降って地固まるとは
良くいったもので
大切な人とともに
この先の
かけがえのない時を
過ごすためには
諦めないで
ちゃんと話して
あまりの忙しさに
息が浅くなり
ふと我に返り深呼吸
ふだん
そんな暇(いとま)を
それほど要せず
己以外の何ものかに
注意も関心も注いでいる
つもりだけれど
よくよく考えてみれば
日々起きる事象や
自分が対峙する出来事を
受け容れるだけで
いっぱいいっぱいなだけ
なのかも知れない
素直に
嬉しいこと楽しいこと
瞬間的に
キツいこと哀しいこと
ワケの分からぬまま
非感情的に
流されてみたり……
要は単純なのだ
洞察力に優れ
物事を常日頃から広く考え
言葉の重みを知る
思慮深い人を
私は尊敬したい
息が浅くなり
ふと我に返り深呼吸
ふだん
そんな暇(いとま)を
それほど要せず
己以外の何ものかに
注意も関心も注いでいる
つもりだけれど
よくよく考えてみれば
日々起きる事象や
自分が対峙する出来事を
受け容れるだけで
いっぱいいっぱいなだけ
なのかも知れない
素直に
嬉しいこと楽しいこと
瞬間的に
キツいこと哀しいこと
ワケの分からぬまま
非感情的に
流されてみたり……
要は単純なのだ
洞察力に優れ
物事を常日頃から広く考え
言葉の重みを知る
思慮深い人を
私は尊敬したい
つくづく
自分はまだまだだなあと
思う
ひとりでは
何一つ満足に出来ない
自分
まわりやそばに
いてくださる方々の
助けのおかげと
頭をさげるたびに
そう実感する
世の中には
表立って何かを為す人々と
目立つことなく
縁の下で
それを支えている人々が
いるけども
縁の下の力持ちは
真にチカラが無いと
そうつとまらない
いつも
目の前のこのひとは
何を求めているのか
関心をむけていると
おのず
寄り添うだけでいい
そんな場合が
少なくないことに氣がつく
大それたこと
出来るわけじゃないし
でもそれくらいなら
出来るのかな?なんて
…でもそれも
思い上がりだったりする
流れる悲しみは
途中で
止められないけど
涙のお皿を飲み干したら
ほんとうの力持ちに
すこーしは
近づけるかなあ
自分はまだまだだなあと
思う
ひとりでは
何一つ満足に出来ない
自分
まわりやそばに
いてくださる方々の
助けのおかげと
頭をさげるたびに
そう実感する
世の中には
表立って何かを為す人々と
目立つことなく
縁の下で
それを支えている人々が
いるけども
縁の下の力持ちは
真にチカラが無いと
そうつとまらない
いつも
目の前のこのひとは
何を求めているのか
関心をむけていると
おのず
寄り添うだけでいい
そんな場合が
少なくないことに氣がつく
大それたこと
出来るわけじゃないし
でもそれくらいなら
出来るのかな?なんて
…でもそれも
思い上がりだったりする
流れる悲しみは
途中で
止められないけど
涙のお皿を飲み干したら
ほんとうの力持ちに
すこーしは
近づけるかなあ
目の前の相手に
みえるもの
それは
自分を投影したものと
イコール
“あなた”は
“私”をうつす鏡
もしも
人の優しさを感じるなら
それは自ら
人の痛みを知る人だから
もしも
人に冷淡さがみえる時は
自分は人に温かみをもって
接していたかを知る時
すべての存在は
何かを学びとるためにあると
常に思い続けるなら
進化し続けること
可能だろう
マイナスにもプラスにも
限りはない
どちらを向くか
どちらをみるかは
思い一つだけ
みえるもの
それは
自分を投影したものと
イコール
“あなた”は
“私”をうつす鏡
もしも
人の優しさを感じるなら
それは自ら
人の痛みを知る人だから
もしも
人に冷淡さがみえる時は
自分は人に温かみをもって
接していたかを知る時
すべての存在は
何かを学びとるためにあると
常に思い続けるなら
進化し続けること
可能だろう
マイナスにもプラスにも
限りはない
どちらを向くか
どちらをみるかは
思い一つだけ
どんなに支えてもらったとしても
自分で立とうとしなければ
立てないに決まってる
わかりながらも
何度もイヤミをさらしてしまう
あまりの頑なさ
それは
どこから来るものだろう
馬鹿になったふりをしながら
ほんとうは
耐えられてもいない
未消化なままの絡まりが
結び目をいっぱいつけたまま
体内につかえている
現つと思いの
間と間に
自分で立とうとしなければ
立てないに決まってる
わかりながらも
何度もイヤミをさらしてしまう
あまりの頑なさ
それは
どこから来るものだろう
馬鹿になったふりをしながら
ほんとうは
耐えられてもいない
未消化なままの絡まりが
結び目をいっぱいつけたまま
体内につかえている
現つと思いの
間と間に
“いい方との出合いそのものが、
人生を楽しむこと”
と教わってから15年
それまでは
自分から相手に挨拶したり
話しかけたりすることが
とても苦手だった
そんな告白をすると
たいていの友人知人は
意外そうな顔をする
本質的な引っ込み思案は
今もさほど
変わらないけど
15年前と大きく違う点は
今まわりには何が必要か?
目の前の相手は
何を求めてるのか?
そこへ向けるエネルギーを
出し惜しみしたくない
という氣持ちが
強く働いているということ
喜びは喜びを培い
人とのつながりは
人生を楽しく豊かにする
そして
ほんとうに欲しいものは
いつも最後
と覚えておけば
ちょうどいい
人生を楽しむこと”
と教わってから15年
それまでは
自分から相手に挨拶したり
話しかけたりすることが
とても苦手だった
そんな告白をすると
たいていの友人知人は
意外そうな顔をする
本質的な引っ込み思案は
今もさほど
変わらないけど
15年前と大きく違う点は
今まわりには何が必要か?
目の前の相手は
何を求めてるのか?
そこへ向けるエネルギーを
出し惜しみしたくない
という氣持ちが
強く働いているということ
喜びは喜びを培い
人とのつながりは
人生を楽しく豊かにする
そして
ほんとうに欲しいものは
いつも最後
と覚えておけば
ちょうどいい
自分の“残り時間”について
最近考えるようになった
最終地点を決めるなら
おのずと
“何を”“どう”すべきか
決まってくる
先日
懐かしい曲を聴いた
ちょうど
大学を卒業した頃の
流行歌
“20年前に、今の自分が
どうなってるか…なんて
想像してた?”
と、その時一緒にいた
友に問われ
“ううん”と答えた私
“あの頃から今までで
ちょうど20年
この先にも同じ長さの
20年がある…って
考えてみてどう感じる?
何が出来ると思う?”
その問いかけが栞のように
すうっと
心のページに挟まったまま
そこから進むことが
まだ出来ずにいる
【 BGM 】
http://www.youtube.com/watch?v=BwoUyuI9I5c&feature=related
最近考えるようになった
最終地点を決めるなら
おのずと
“何を”“どう”すべきか
決まってくる
先日
懐かしい曲を聴いた
ちょうど
大学を卒業した頃の
流行歌
“20年前に、今の自分が
どうなってるか…なんて
想像してた?”
と、その時一緒にいた
友に問われ
“ううん”と答えた私
“あの頃から今までで
ちょうど20年
この先にも同じ長さの
20年がある…って
考えてみてどう感じる?
何が出来ると思う?”
その問いかけが栞のように
すうっと
心のページに挟まったまま
そこから進むことが
まだ出来ずにいる
【 BGM 】
http://www.youtube.com/watch?v=BwoUyuI9I5c&feature=related
今日で43歳の日も終わり。
札幌では
これくらいの季節
毎年毎年
春になるといっせいに
花が咲く。
じきにそれらは
散ってゆくのだけれど。
それを昔は
とても儚いことのように
感じていた。
だけど今思う。
そこにあるものは
ほんとうの強さでは
ないかと。
花を咲かせる一瞬のために
生命は
その準備をしている。
人知れずひっそりと…!
札幌では
これくらいの季節
毎年毎年
春になるといっせいに
花が咲く。
じきにそれらは
散ってゆくのだけれど。
それを昔は
とても儚いことのように
感じていた。
だけど今思う。
そこにあるものは
ほんとうの強さでは
ないかと。
花を咲かせる一瞬のために
生命は
その準備をしている。
人知れずひっそりと…!
原点回帰できる場所、
故郷。
人生の転換期を迎えた東京。
そして
氣心知れた仲間の懐の内。
そういえば
ここがスタート地点だったと
折に触れ足元を確認する。
ときどき我に返り
ときどき初心に戻り
ときどき原点にて英氣を養い
また出ていく。
何氣なく
身を置いていた場所が
いつまでもそのままで
あることはない。
今にして思えば
ほんとうに
ほんのわずかな時間。
当たり前のように
いつも顔を合わせていた人と
一緒にいられたのも
そう長い間ではなかった。
一日一日
着実に歳を重ねていくように
少しずつの、
時には大きな、
変化とか変質というものを
受け容れずにはいられない
流れの中に
人は生かされているようだ。
だからこそ
目の前のさりげなく何氣ない
人も時間も出来事も、貴い。
真摯に、
正直に、
心惜しみなく向き合おう。
………………………………
写真は
【 Cafe Flying Pig 】
札幌市西区西町北8丁目2-24
10時~18時(オーダーストップ)
日曜祝日定休
私のお友達、
E子の素敵なお店です☆☆☆
故郷。
人生の転換期を迎えた東京。
そして
氣心知れた仲間の懐の内。
そういえば
ここがスタート地点だったと
折に触れ足元を確認する。
ときどき我に返り
ときどき初心に戻り
ときどき原点にて英氣を養い
また出ていく。
何氣なく
身を置いていた場所が
いつまでもそのままで
あることはない。
今にして思えば
ほんとうに
ほんのわずかな時間。
当たり前のように
いつも顔を合わせていた人と
一緒にいられたのも
そう長い間ではなかった。
一日一日
着実に歳を重ねていくように
少しずつの、
時には大きな、
変化とか変質というものを
受け容れずにはいられない
流れの中に
人は生かされているようだ。
だからこそ
目の前のさりげなく何氣ない
人も時間も出来事も、貴い。
真摯に、
正直に、
心惜しみなく向き合おう。
………………………………
写真は
【 Cafe Flying Pig 】
札幌市西区西町北8丁目2-24
10時~18時(オーダーストップ)
日曜祝日定休
私のお友達、
E子の素敵なお店です☆☆☆