夏まつり、盆踊り、
お囃子、夕暮れどきの
提灯の明かり。。。
目に鮮やかな
浴衣に帯をまとい
わらわらと
寄りつどう子ども達
ふるさとを出ても
この原風景は
そっと
記憶に刻まれよう
やさしい記憶は
映像となり
音響となり
匂いとなり
望郷の思いを
呼び起こすものとなろう
帰る場所がある
それだけで
ひとは強く生きていける
そんな氣がする
お囃子、夕暮れどきの
提灯の明かり。。。
目に鮮やかな
浴衣に帯をまとい
わらわらと
寄りつどう子ども達
ふるさとを出ても
この原風景は
そっと
記憶に刻まれよう
やさしい記憶は
映像となり
音響となり
匂いとなり
望郷の思いを
呼び起こすものとなろう
帰る場所がある
それだけで
ひとは強く生きていける
そんな氣がする
帰れることは
幸せと
思ふ気持ちを
四十路にて知る
幼き日
父に連れられ
お祭りの
出店でねだる
綿アメ一つ
お祭りで
おでんを食べる
貴女(きみ)を見し
このまま二人
時間よ止まれ
かの夏の
散り散りなりし
夢想ひ
捧げし契りに
また夏の来る
お祭りの
母の優しき思い出に
重なりて在る
君の傍ら