このはなや*嫁日記

〈氣付きのアウトプット+備忘録〉
何かのお役に立てば、望外の喜びです。

いく代、経るとも。

2012年12月14日 12時26分26秒 | 日記
過日の定例会後
いつもの居酒屋にて
われわれは
乾杯の時を待っていた。

仲間のひとりの
グラスの用意が遅れ
ようやく揃って…
という時に、
またひとり
仲間がやってきた。
彼の一杯をオーダーし、
何とはなしにそれを待つ面々。

……“なかなか来ないねえ”。

すると大御所某氏。
“これが外国だったら、
めいめい呑み始めてるよ。
日本だけだよ、
こうやって皆のグラスが
揃うのを待つのは”と
一言。

…なるほど。
皆の顔を見渡してみる。

“和を以て尊しと為す”

それは、
ただ仲良くということではない。
“党派にこだわらず
互いに和らぎ睦まじく
話し合いが出来れば、
自ずと道理にかない
物事を成し遂げられる”
という意味あいである。
まさしくつい先ほどまで
そういった時間を
共に過ごしたのだという
充足感のようなものが
おのおのに見えた。

全員のグラスが揃い
ようやく乾杯ーー!

そうやって
調和を大切にしながら
暮らしてきたのが
日本人なのだなあ…!
つくづくそう感じた
ひとコマでありました。

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