ワシントン・ミニバケーションレポ 6: 桜祭り10マイルレース編

バケーション最終日は桜祭り10マイルレース。今回のバケーションの最大の目的がこれでした。
2012年の夏に息子が就職でワシントン近郊に引っ越して以来、
抽選に漏れて参加出来なかった年以外、参加し続けているお気に入りの大会です。
一昨年は残念ながら落選で参加出来ず。でもサポーターとして沿道でランナーを応援するべく
ワシントンに出かける予定でいたのですが、コロナで中止。
この年の参加者は自動的に翌年（2021年）の大会に参加できることに。
でも去年の春もコロナで通常開催が難しく延期となりました。
そして開催されたのが9月。9月の桜祭りレース・・・・うーん、ビミョウ！
参加を取りやめたランナーがたくさんいたようで、大会直前まで「まだ参加申し込み可能ですよ」
というメールが送られてきました。
もちろん私はパスしましたけど。やっぱり桜の時期に走れなきゃ・・・ね。
なので今年の大会は3年振りの通常開催。申し込みが殺到して落選する可能性大。
でもダメもとで申し込んだら当選！ラッキー！！
というわけで7回目の参加とあいなりました。

ホテルを出て会場に向かうのは夜明け前。
毎回、ライトアップされたワシントン記念塔を目指して歩くと気持ちが高まります。


前日まだ設営されていなかったゲートをバックに。


娘にとってこの大会に足を運ぶのは初めて。そして私が参加するレースの応援もすごい久し振り。
沿道で気合いを入れて応援すると言ってくれました。嬉しかったです。
今までは夫が私が走り終わる時間帯めがけてホテルを出発、
フィニッシュする私の写真を撮り、ホテルに戻るというあっさりしたもの。

支度を整え、娘から“頑張ってハグ”をもらい私はスタートライン、娘は沿道へ。
7時半過ぎ、私のウエーブがスタート。
3年振りにワシントンでお気に入りの大会に参加出来たことに感謝しながら、スタートを切りました。
1キロほど走ると沿道から「ママ、頑張れ～！」という娘の声が！笑顔で手を振り声援に答えました。


この後、ポトマック川を渡りバージニア州へ。5キロほど走ってワシントンに戻ります。
この時も娘が沿道で応援してくれていました。
ここで5マイル。後半はポトマック川沿いにソメイヨシノを愛でながら走ります。
桜の美しさに感動、3年振りに参加出来たことに感動、沿道のサポーター、ボランティアの皆さんに
感謝しながら走りました。
このレース、フィニッシュが近づくにつれて切なくなっちゃうんですよ。
出来ることならいつまでも桜を見ながら走っていたい・・・
1時間31分でフィニッシュ。今まで走った10マイルレースのワーストタイムでした。
3年振りのお花見ランと言うことで自然にペースが落ちたのか、単なる実力不足か・・・
でも、気持ちよく走れたので上出来です。

フィニッシャーズメダル


この後、娘とホテルに戻り、シャワーを浴び、荷作り開始。
しばらくして息子もやって来た。結局3日連続会いに来てくれました。
だったら一緒にホテルに泊まればよかったじゃん！
正午にホテルをチェックアウト。この日の午後、息子に見送られて娘と私はフロリダに戻ったのでありました。

慌ただしいバケーションでしたが、内容の濃い楽しい時間を過ごすことが出来ました。
夫抜きで親子で過ごせたのも楽しかった。夫の悪口大会も心置きなくできたし・・・
（おいおい！決して家族仲が悪いわけじゃありません、念のため）
実は娘がアートディレクターとして勤務する広告エージェンシーは、政府から仕事を依頼されることが多く、
ワシントンにもオフィスがあるのです。
近い将来、ワシントン転勤を考えているようで、今回はその下見も兼ねてのバケーションだったわけ。
私は私で最近、フロリダ住みにくくなったなと思うことが多々ありまして。
そんな私を気遣ってか息子は時々、自分が住んでいるエリアの教師の求人情報を送ってきたりするわけ。
親子3人でワシントン移住計画（！？）で盛り上がっちゃいました。
こうなったら夫をフロリダに残して母娘でワシントン近郊に引っ越しちゃおうか？

これでワシントンミニバケーションレポ、おしまい！