物々交換コレコーレ

物々交換が出来る不思議なお店

哲学犬そらまめのつぶやき第四弾「漢字なし、感じ談義」

2005-12-04 07:04:00 | そらまめのつぶやき

T:そらまめちゃんこの間、12月17日の万博パーティーの発起人の一人から、こんなクイズのメールが届いちゃったのよ?一寸みてくれない?
S:クイズを見ろということは、そのクイズに答えろということに聞こえるんだワン!!
T:そう考えてもらって、いいんだけどとりあえずみてよ!

クイズ!
質問1
「冷蔵庫に牛乳が二本入っています。昨日スーパーで2本とも買ってきたのによく見ると賞味期限が違っていました。一本の賞味期限はあと5日、もう一本はあと3日後に賞味期限が切れてしまいます。さあ、あなたはどちらから先に飲みますか?」
質問2
「その理由はなんですか?」
質問3
「1週間後、あなたは牛乳がないことに気付き、スーパーに行きます。賞味期限を良く見て、賞味期限があと4日と5日のふたつを発見しました。さあ、あなたはどちらを買いますか?」
質問4
「その理由はなんですか?」

このクイズは、先週末に気が進まない講演会に誘われて義理で吉良までわざわざ行って参加したときの話で、すごくなるほどーー!っておもった話です。

これって「お客」としてか「お客じゃない」という立場かでまるっきり正反対の行動をするってことですよね。自分の家の冷蔵庫のものは少々古くても腐らせるのが・無駄にするのが・捨てるのが、もったいないから飲むんです。スーパーでは大量の食料が(日本は毎日2千万人分の食事が捨てられているそうです)腐っても・無駄にしても・捨てても、ぜんぜん関係ないわけで、少しでも新しいものを買って徳をして賢い「お客」になろうとするわけです。「客」としての行動としては正しいんですが、よく考えると、それをみんががやればスーパーから大量の食物が捨てられるのは当然のことなんですよね。

ほー、、、なるほど。

S:ふーん‥この万博パーティ発起人のseptaさんっていうハンドルネームの人は、頭の良い人だね!!

もっとも難しい人間の深層心理や、無知が地球を滅ぼしていくことの怖さをついてくるするどい質問を、こんなに簡単なクイズで表現してくるなんて、しかも言いたいことはそれだけでも無いんだワン!!

T:もしもし‥いきなり何の説明も無く、そんな答えかは無いんじゃないの?
まるで、クイズにクイズで返しているような答え方は、ずるくない???                        

S:ゴメンだワン!?S:ゴメンだワン!?
でもね!このクイズをともちゃんがそらまめに見せるということは、ともちゃんの答えは、自分の牛乳は、賞味期間の短い方から、みんなで飲む牛乳を手に入れるときも、賞味期間の短いのを買うようにして、無駄に捨てる物を皆で防いでいこうという、とりあえずの模範解答なんじゃないの。そんな簡単な模範解答が聞きたくて、そらまめにこれを見ろ!!といっているんじゃないのだワン!!‥どっちだワン!!

T:相変わらず、そらまめは鋭い観察眼ね!
実は、そこなんだけど‥多数決の正当性って、今の社会では正義のように扱われているけど、本当は怖い方法なんだなって考えちゃって‥

S:そうなんだワン!!今の地球環境問題は、多数決の力で選択していく限り、滅びていくしか道がないんだワン!!
多数決を選べば、十分な知識と、未来への責任がともなわない限り、多数決ほど恐ろしい集団自殺の道となる考え方は、ないんだワン!!

T:そらまめちゃんコレコーレ危ないんじゃない!!

S:どうしてだワン!!

T:コレコーレはとんでもなく大切なことまで、多数決で決めちゃうじゃない集団自殺の道を選んでいるんじゃないの?

S:そうだワン!!集団自殺の道をまっしぐらっていう感じだワン!!

T:どうしよう!!教育者の道を、集団自殺の道に変えてしまったのかしら‥やっぱりコレコーレをやめて、学校の先生になろうかな?

S:そうだよね!!学校では、知識も経験もない生徒達に、いきなり多数決で物事を決めさせようなんて、教育者は一人もいないだワン!!

教育者は、いつでもあらゆる方法で、多数決を決めるために必要な知識を十分に与えて、どういう考え方で多数決をすれば、確かな明日になるのかを教えてからしか多数決という方法は、とらないんだワン!!

本当の教育者なら、何も考えずに物事を早く決めていく早道で、しかもその決めたことへの文句を言わせないための方法何だから‥政治家になりたい人は、多数決の勝ち方を覚えなさいとか、国民を考えさせないようにするいい仕組みとは、教育しないんだワン!!

T:ねー‥そらまめ‥ 外国でもそうなんだろうか?
どこの教育者も、多数決を責任回避の方法として、教えているんだろうか?

S:勉強して無いから、海外のことまで分からんだワン!!
ただ、地球は良く知っているんだワン!!どこの国が一番、なのか?
きちんと多数決の教育をしてきている国と、多数決を無責任でいられる方法として取り入れてきた歴史に成り立っているかは、良く分かっているんだワン!!
でも、考える教育をしないで、多数決論理だけを推し進める国が、異常に増えてきたから、一気に地球の環境が壊れだしてきたんだワン!!

T:そうしてみると、アメリカという国は、多数決をすごく避ける国のような気がするけどどうなの?このあいだの地球の温暖化問題でも、湾岸戦争のときでも、決して多数決に乗ろうとしなかったじゃない!
地球の大問題という京都の議定書にも、あくまでもサインをしなかったのは、多数決絶対主義のアメリカという国でしょ!!
      

  S:個人の多数決の1票と、組織体がだす1票は、同じとはいえないんだワン!!
個人では、多角的な見方からの情報を集めることや、より正確な未来への予測を立てるのは難しいけど、国家単位となると、それなりに勉強した知識と未来への展望が討議されてくる環境があるから、多数決にも大きな意義を持ってくるようになるんだワン!!

T:ますます分からなくなってくるじゃない!!
そらまめは、何が言いたいの!??
政治家を選ぶときは、多数決で無責任に選んだり、国の方針も多数決使えば無責任にどんな大切なことも決められるということと‥

、そのような国になるか、ならんかは、多数決の教育の仕方で決まるということが言いたいんじゃないの?

S:まぁ~それなりに当たっているだワン!!それで‥ともちゃんは日本の学校教育者にもう一度チャレンジするわけど‥どうやって本当の多数決を教えていくのか教えて欲しいんだワン!!

集団自殺にならない教育の方針は持っているのだ??ワン????

多数決の先進国ともいえる強国達が、多数決という方法で、どれほど多くの人間が死のうとも、一部の権力者の自由意思で決められる国となっていった今までの歴史において、変革をもたらすような教育方針を考えたことがあるんだワン!!

今の日本は、9・11テロの同日を選んだ日本の選挙で、最も民衆主義でやってはいけない方法の多数決選挙がそういうことを決めていくのかそらまめはすごく気になるだワン!!

ともちゃんの考えでは、集団自殺の大きな引き金にならないような教育は、どうしたらできるんだワン!!

T:うーん‥  うーん‥

そらまめには答えがわかっているの?
S:多数決は、無知を利用しようとする人にとっては、一番都合の良い方法だけど‥知識人が過半数以上の票を入れるようになると、利用できなく仕組みだから、知識人をどうやって育てるかが大切なんだワン!!

でもその知識は、今までのような学校教育で教えている知識ではなく、物事の本質を見極める知識で無いと、なんの意味もない教育なんだワン!!

T:情報を共有するの知識では、だめなの?

S:情報ほど作りやすいものは無いから、その情報が何の目的で誰の利益のために生み出された情報なのかを見極める能力の教育が大切なんだワン!!

T:情報の本質を共用する知識が必要ということなの?

S:情報には、必ずというほど誰かの利益が隠されていて、真実とはかけ離れたところに使われて来たのが人類の歴史だワン!!

T;ようするに、そらまめが言いたいことは、教育者になるための教育をもう一度受けろ!!ということなのね!!

どこでその教育を受けろというの?

大学や学校の授業ではそんなことを教えてくれる先生には、一人も出会わなかったような気がするけど‥

S:多数決論理の集団自殺がもっとも早く進んで、その結果が直ぐに見えやすいところが一番勉強になるんだワン!!

T:それって、コレコーレのことを言っているの?

S:コレコーレは勉強の場所としてどう感じているんだワン???

T:経営陣を決めるのも多数決だし、給料からボーナスから、企業理念まで、大切なことほど、驚くほど大切なことを多数決で決めているんだもんね!!まさに私たちが怠ければ自殺集団まっしぐらって感じね!

そらまめが言いたかったコレコーレが集団自殺の代表みたいな表現は,そこから来るのね!なんかシテヤラレタって感じだわ‥そ・ら・ま・め‥

S:うーワンワンワン

何でも自分で決められるし、いるところ所で、大事な事が何か、地球環境問題の一番難しいところは、人間そのものの無知に在るんだよ!という厳しい答えをいとも簡単についていつ関係の力関係からくる解決方法や、をこんなに簡単なクイズに含ませて、ともちゃんに投げかけるなんて!!(すごいんだワン!!)

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