五毛党

「五毛党」とは、金銭目的でネット上で政府や共産党を擁護・賛美するような内容を書き込む人に対する蔑称。

米ハーバード大学政治学者のゲイリー・キング氏は、中国共産党のネット宣伝工作員、いわゆる「五毛党」など中国政府が世論操作のためにSNSに投稿させている「やらせ書き込み」が、年間で4億8800万件に上るとしています。

　「五毛党」という名は、宣伝工作員としてレビュー1つを書き込むごとに、政府から五毛（貨幣0.5元の別称、約8.5円）の報酬を得ていると言われていることに由来しています。
インターネット上でコメントするために正式に雇われた中国本土の人々は、「五毛」と呼ばれ、テキストメッセージ１回ごとに０.５元、最近は0.7元（10円）を受け取ることができます。

　コメントを書き込んでいるのは、実は公務員であり、例えば税務署や人的資源部門、司法関係といった職員が携わっています。近頃は、囚人までかり出してオンラインコメンテーターにして、減刑をエサにしやらせており、その規模が急激に拡大しています。
共産党を賛美・支持・弁護したり政権の良さを吹聴したりする一方で、当局に都合の悪い話題からそらそうとしています。






　これと同じ現象が日本でも起こっており、政府擁護とは全く逆の形で日本の共産党や立憲民主の主導で大々的に行われている「＃検察庁法改正案に反対します」のツイートです。AKBの指原莉乃さんは、こうした動きに釣られずにいますが、5月17日のテレビ番組で「ハッシュタグのお願いが来ました」と明かしています。
　
　つまり、訳のわからないタレントにやらせているのです。

　こうした動きに配慮して日本政府は及び腰です。
　もし、後ろめたくないのなら、しっかり法案を貫き通すべきです。