また寒い季節がやって来た。
寒い季節は、ハートブレイクな思い出が両手いっぱい。
2003年。
大学時代から仲良しの、Aさん。
おとなしくて、学生の頃から彼女の怒った顔を見たことが無い。
「ほにゃ」っとしてるけど、芯の強い子だった。
そんなAさんと、ら●ぽー●でお買い物デート。
そうね誕生石ならルビーなの
そんな言葉が頭に渦巻くよ
別に、「好き」と言われた覚えはないのだけど…。
勝手に私が思い込んでいたという痛いパターン。
更に痛いことに、私はAさんにブレスレットを買って
あげてしまった。。
いたたたた。
Aさんには、他に好きな男性がいたのだ。
痛いったら!
私は「友達」としてプレゼントしたまでだ、というつもり
だったのだけど。
私も誕生日プレゼントもらったから、丁度良いと思った。
しかし、やっぱりAさんはその好きな人のもとへ。
がらがらがら。
絶 望
あの頃はまだ、そんな事で絶望するくらい若さがあったんだな。。
もっと絶望すべき事柄は沢山あるというのに。
そして5年の月日が流れ去り
街でネイビーのコートを見かけると
腕にルビーの腕環を探すのさ
寒いし、痛すぎる。
この記事そのものが。
Aさんとはその後もいろいろあったけど、今はまるっきり
縁が切れてる。
私は彼女を傷つけたし、私も傷つくしかなかった。
「本当の事を言ってしまったら、それまでのものが
全て壊れてしまう」
昨日、某アニメでそんな科白を聞いて思い出したのがこのコイバナ。
私は全てを話し、全てを失ってしまったクチ。
その後も片思いはしたけど、「男は経済力」という
現実を突きつけられて、闘志を完全に失ってしまった。
絶 望
どっか病気の人は、恋なんかしちゃいけないんだ。
この非常時に、愛だの恋だの言ってる場合か。
「軟弱者!」 ぱちん。
と言われてもかまわない。
気合だけで何とかなるほど、甘いものではない。
現在の私:「あはは、えへへ」
現実逃避。
いや、あの頃と比べたら、逆に現実を知ってるかな。
ただ、「藤咲なでしこ」さんに熱を上げてるだけ…って、
やっぱり現実逃避か(しかも、なでしこさんは…)。
でも笑えるようになったのは、私を励ましてくれる
人々がいるから。
あなたがいるから頑張れる。
そう、あなたです。
自分の命があとどのくらい残されているのかわからない以上、
一秒でも一瞬でも多く、笑って生きていたいと願うばかりなのだ。