五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

百合星人ナオコサン 5(完結)

2015年05月15日 | 漫画・アニメ
恩師のバロン金山さんのブログで、ナオコサンが終わったと知ってから1年。
ようやく最終巻まで追いつきました。

そうそう、昔は「電撃大王」を買っておったのですよ。毎月楽しみにしてましたナオコサン。
9年間も連載されたそうで、おつかれさまでした。
毎月6頁くらいなのに、よく単行本5冊になったなぁ。。

第4巻は、扉とかで結構サービスカットがあったのですが(お^_^;い) 5巻はあまりそういうのがなかったです。
はじめの方は、いつものギャグの畳みかけ、後半の98話あたりから雰囲気が変わって…以下ネタバレあり白反転。

ずっと気になっていた弟の涼太くんの同級生・青木さんが、みすずさんのことを「ヒメサ…」と言っているので、青木さんは百合星の人なのかな?
奈緒子お姉さんの真実(?)も明らかに。

みすずさんが実は百合星の姫で、地球に転生した…という話だと思いましたが、どうなんでしょう。
SFによくある「人工冬眠」の技術も出て来ます。
その冬眠に巻き込まれたのが、後のナオコサン? どおりでメイドさんみたいな服装だし。奈緒子お姉さんの遺伝子を使って作られた使用人だそうで。

それがまた何で、転生した先の地球ではナオコサンとみすずさんとの立場が逆転しているのかがよくわかりません。
みすずは記憶を上書きしてしまうと、奈緒子お姉さんが言っていたのが気になります。
じゃあ、地球の出来ごとも、みすずさんの脳内だけの存在なのでは…という悲しい展開は、kashmir先生が絵を描かれたエ○ゲ、「空の上のおもちゃ」に似た憂鬱な感覚を彷彿させます。

お母さん、弟さん、彩ちゃん、柊ちゃん、アヤコサン他、みんな実在しなかったのかも、という。
それもこれも結局は有耶無耶で、「なーんだ、映画撮影の話かぁ~」と安心した次のコマ、その映像を見ている奈緒子お姉さんがいて、いや実際は…どうなのかな?という思わせぶりなエンディング。

その直後にスタッフロール的な頁があって、あとはいつものギャグ展開で本当のエンディング。
でも、みすずさんとナオコサンの関係には微妙な変化が。。。



ああ~もう消化不良だなー。ご想像にお任せします、というような終わり方かよー(褒
いやまあ、個人的には大好きな作品でした。ナオコサンの乙牌好きでした(*゜▽゜*)=3(結局はそれか
いやー良い作品に出会えたなー。