五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

木星、土星の観望 2020年6月

2020年06月17日 | 天文
夜半すぎに南天、やや低空を見上げると、明るい二つの星が目につきます。

明るい方が木星、暗い方が土星です。
梅雨の晴れ間は、シーイングが素晴らしい日がたまにあるという話を聞いたことがありますが、まさに昨夜はそんな夜空。
透明度抜群、大気の揺らぎもほとんどない。


3月だったか、必死で光軸調整した12,5㎝反射望遠鏡を持ち出して、木星と土星を狙う

光軸調整する前は、ボケボケだった木星もクッキリ見えてたまげたなぁ…
143倍と倍率は低めながら、縞模様が不規則な帯になっているのがはっきり見えた。

チャレンジということで、コンパクトデジカメでコリメート撮影したのがトップ画像です。
惑星の王者の風格に見ていて大興奮、力抜けよ。

木星を撮ったあと、望遠鏡を土星に向けてみる。

土星は遠くにあるため、さすがに小さいです。
低倍率36倍では、黄色い米粒みたいだけど、これも143倍に上げてみるとリングがくっきり。



ああ^~いいっすねぇ~。
対象が小さいだけに、木星よりも難物です。
高倍率にすると暗い。



眼視では本体に縞が一本、環にカシニの空隙がかすかに見えてたけど、写ってる…写ってない?
画像処理をしてみたけど、どっちもどっちですな…