京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『アイミタガイ』

2024-11-27 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「アイミタガイ
□監督 草野翔吾
□脚本 市井昌秀、佐々部 清、草野翔吾
□原作 中條てい
□キャスト 黒木 華、中村 蒼、藤間爽子、西田尚美、田口トモロヲ、風吹ジュン、
      草笛光子、
松本利夫、升 毅

■鑑賞日 11月14日(木)
■劇場 109シネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

アイミタガイ(相身互い)って、最近はあまり使わなくなりましたが、
「誰かの事を思ってしたことは、巡り巡って見知らぬ誰かを救い、
それはやがて自分にも返ってくるという意味」です。

「一期一会」という言葉がありますが、それとは別に、
この映画のアイミタガイは広い意味でお互いさまと言うことかな。
原作は未読ですが、「アイミタガイ」を文字通り、
人と人の連鎖を優しく映画いている映画でした。
何だか久しぶりに心が温かくなる映画でしたよ。
その連鎖が折り重なって最後には一つの輪になっていく。
何だかどんな小さな出会いでも、優しく大切に接しておけば、
いつか自分にその時の優しさが「倍返し」で返ってくる。
そんなある意味「教訓」すら感じたりして。

後半、少しウルウル感動し始めたとき、隣のオジサンが先にグスグスし出し、
鼻をすすり出したので、出遅れてちょっと興ざめ(笑)
でも、しっとり感動できた作品でした。

草笛光子さんもやはり熟練の味でした。『九十歳。何がめでたい』でも好演でしたが。
前半戦だけでしたが藤間爽子って俳優さん、なかなか自然体の演技で良かったです。
彼女、『九十歳。何がめでたい』にも出演していたんですね。
藤間って姓なので調べてみたら、あの藤間紫さんが祖母なんですね。
彼女も「三代目藤間紫」だそうです。

僕の好きだった佐々部清監督(2020年に他界)温めていた企画だったそうで、
自身がメガホンを撮っていたらどんな作品になっていただろうなぁ・・・。


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