京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『オットーという男』

2023-03-24 | 洋画

 

□作品オフィシャルサイト 「オットーという男
□監督 マーク・フォースター
□脚本 デビッド・マギー
□キャスト トム・ハンクス、マリアナ・トレビーニョ、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、
      レイチェル・ケラー、トルーマン・ハンクス

■鑑賞日 3月15日(水)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

やっぱ、トムのトムによるトム・ハンクスの映画だったなぁ。
昨年はトム・クルーズのトムらしい映画で感動したけど。

今回は町一番の嫌われ者で気難しい男オットーを演じた。
町のルールブックの如く、ルール無視の人間には厳しく説教を。
不愛想だけど、でも決して憎まれてはいない。
当たり前のことを当たり前にできない人間たちには牙をむく性格。
日々日常の一コマを切り取りながら、このオットーの生き様は、
やがて近隣の住民を含めて、悪徳不動産屋をやっつけるどんでん返しを。
小笑いを含めてやはりトム・ハンクスのテイスト一杯の映画だった。
「上手い」って言葉はもう彼には当たり前の常套句。
最後にはやっぱり泣かされてしまうのだ。

近隣に引っ越してきたマリソルを演じたマリアナ・トレビーニョ。
彼女のトムを相手のやり取りがなかなか見応えがあった。
あまり記憶にない女優さんだが、とてもいい感じだった。

あと、
若き日のオットーにはトム・ハンクスの実の息子
トルーマン・ハンクスが演じた。
そりゃあ実の息子だから似てるわけだ(笑)
劇中の廊下を歩くシーンで、後ろ姿と後頭部があまりにもトムそのもので、
思わずほくそ笑んだ(笑)

『エブエブ』がアカデミー賞を独り占めしたけど、
こんな映画こそもっと評価を受けるべきだと思ったのだが・・・。
ぜひ静かに観て欲しい映画です。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トム・ハンクス (NAO)
2023-03-25 17:33:52
ほんと、トムハンクスのための映画でしたね。

最後の手紙は泣けましたよねぇ・・・・。

>『エブエブ』がアカデミー賞を独り占めしたけど、
こんな映画こそもっと評価を受けるべきだと思ったのだが・・・。

ほんと!同感です。
「エブエブ」予告編見て私は脱落しました。
返信する
真の役者~ (cyaz)
2023-03-26 09:43:50
NAOさん、コメントありがとうございますm(__)m

>ほんと、トムハンクスのための映画でしたね。
そうでしたね^^ やっぱ彼は「役者」です!

>最後の手紙は泣けましたよねぇ・・・・。
そもそもが笑って泣かせる真の役者、満足できました。

>>『エブエブ』がアカデミー賞を独り占めしたけど、
こんな映画こそもっと評価を受けるべきだと思ったのだが・・・。

>ほんと!同感です。
アカデミー会員の「目のつけどころ」が違うんでしょうね(笑)

>「エブエブ」予告編見て私は脱落しました。
正解!
返信する

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