□作品オフィシャルサイト 「サバカン SABAKAN」
□監督 金沢知樹
□脚本 金沢知樹、萩森淳
□キャスト 番家一路、原田琥之佑、草彅剛、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり
■鑑賞日 8月23日(火)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
「サバカン」? タイトルだけ見ると何のこっちゃって感じですが(笑)
結論から先に言うと、ほのぼのと心温まる、そして子供の頃、
誰もがこういうシチュエーションの経験があったことを回顧できるいい作品でした
小学生を演じる2人のナチュラルな演技と、サポートする尾野真千子、
竹原ピストルがいい味を出してくれていました。
1980年代の長崎を舞台に、2人の少年、久田と竹本がひと夏の小さな冒険と、
お互いの家族とのふれあいを面白おかしく描いていました。
大人になった久田を演じる草彅剛がストーリーテラーとなり、
自らの青春(ちょっと幼い)を振り返り、大人になった2人も、
長年会っていないものの連絡は取り合っていた。
この映画を観ながら理由合って2人の別れのシーンで、
小学生の頃は、お父さんの転勤等で引っ越す友だちがいた。
せっかく仲良くなったのに、春休み明けにはいなくなってしまって・・・。
今でも後悔しているのは、何故その時引越先の住所を聞いておかなかったのかということ。
小学生だからだったから、そこまで思いつかなかったのかもしれないけど。
その反動か分からないけど、中学生になったら多くの人と文通を始めていたなぁ(笑)
サバカンずし、食べてみたい(笑)
別れのシーンで、久田が貯金を使って買えるだけのサバカンを買って、
駅で電車を待つ竹本に渡す。
久田がいつも勝手にみかん泥棒していて怒られていた内田のじじい(岩松了)が、
袋一杯にみかんを詰めて「一番酸っぱいみかんと選んできた」と(笑)
ここはしっかりウルウルさせてもらった
(車内で食べたみかんはすごく甘かったんだけどね。)
久田の乗る電車が走り去った後、胸いっぱいの悲しみを堪えていた久田は、
出がけに息子の様子がおかしく感じて駅まで来ていた父親(竹原ピストル)の
胸に飛び込んで号泣する。家に帰って父親に「かあちゃんの前では泣くな」と
言われたけど、結局は母親(尾野真千子)にハグされて再び号泣(笑)
なんか期待はしていなかったけど、温かい感動をもらった映画だった。
「まったね~」
追記:この映画で竹本健次を演じた原田琥之佑クン。後で知ったのだが、
何と原田芳雄さんのお孫さんだったのだ。血は争えん(笑)
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期待していなかったんですか(怒・笑)!って。
私も。
上大岡、映画館の入り具合から(何しろ10人前後)1週間で打ち切りかと思っていたら、しぶとく今日も上映しています。しかも前売りで半分以上の席が埋まって。
口コミで広がったのかしら、いずれにしろよかったです。
>待っていました、cyazの感想。
期待していなかったんですか(怒・笑)!って。私も。
いい意味で期待を裏切ってくれましたよ(笑)
>上大岡、映画館の入り具合から(何しろ10人前後)1週間で打ち切りかと思っていたら、
しぶとく今日も上映しています。しかも前売りで半分以上の席が埋まって。
口コミで広がったのかしら、いずれにしろよかったです。
このタイプの映画はほぼ口コミでしょうね^^
もう一度観てもいいかなぁって思ったりして(笑)
9・10月は新作の上映作品もたくさんあるので楽しみです~♪