□作品オフィシャルサイト 「しあわせの隠れ場所」
□監督・脚本 ジョン・リー・ハンコック
□原作 マイケル・ルイス
□キャスト サンドラ・ブロック、ティム・マッグロウ、クィントン・アーロン、キャシー・ベイツ、リリー・コリンズ、ジェイ・ヘッド、レイ・マッキノン
■鑑賞日 3月13日(土)
■劇場 109CINEMAS川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
アメリカンドリームを描いた作品は過去にもたくさんあった。
この映画もその一つだ。 そして今年のアカデミー賞でサンドラ・ブロックが主演女優賞に輝いたことは記憶に新しい。
おまけにその彼女、ラジー賞まで合わせていただいて、まさに評価は“天国と地獄”(笑)
そのサンドラ・ブロックがオスカーを受賞した作品だが、僕自身は作品賞としても評価に値する映画だと思う。
『ハート・ロッカー』がアカデミー会員に受け入れられやすい映画だったとしたら、
こちらは万人が素直に受け入れられるハートウォーミングで優しい感動が得られる作品だ
アメリカン・フットボールのスーパースターにまで上り詰めたマイケル・オーア(クィントン・アーロン)と
彼を本当の母のように見守るリー・アン(サンドラ・ブロック)とその家族の交流と互いの成長を描いた作品。
ホームレスから花形選手に。 そこには本物の家族が捧げる愛情や家族愛以上のそれらがなければ、挫折して“元の世界”に戻ってしまうことだってあるだろう。
ましてやカラーの問題は今でも色濃く残っているくらいなのだから・・・。
多少の難があっても“いい所”を伸ばしていこうとするスピリットが、大きな成功をもたらすことがある。
大きな貧富の差も長年の社会問題だが、その中で一握り大きな成功を掴むものがあり、
そのことが少なからず人間形成と成長を作り上げていく事だってある。
サンドラ・ブロックの演技はオスカーをもらって当然のごとくなのだが、
最近あまり女優としての真価が薄れていた家庭教師役のキャシー・ベイツがこの映画ではとても効いている。
他にもSJ役をしているジェイ・ヘッドがこの映画では小さいながら大きな役割を占めていた。
まるでマイケル・オーアのマネージャー的存在感でこの映画をユーモラスさをもたらしていた。
その風貌、どこかで観た記憶があったのだが、実は彼『ハンコック』でシャーリーズ・セロンの一人息子を演じていたのだ。
劇中のノリからすると、あの一世を風靡した『ホーム・アローン』シリーズのマコーレー・カルキンのような(笑)
原題の「The Blind Side」=ブラインドサイド、つまりクォーターバックの死角というアメフト用語らしいのだが、
実際にこの映画でそれぞれの死角をカバーし合い、ビッグになったナイケル・オファーの代名詞にもなった。
エンドロールでは本当の本物のマイケル・オーアやリー・アン家族の写真が映るのでより一層感動が深まる。
余談になりますがサンドラの後日談として、今年のバレンタインデーのスペシャルプレゼントとして、
ダーリン(テレビ司会者のジェシー・ジェームズ)に何とアンダーヘアをピンク色の型に整えて、
自分をプレゼントしようとしたそうな(笑) でもサンドラ曰く、「最初にブリーチをしたときには酸性の薬品が
ヒリヒリと染みて、まるでやけどしたかのよう。 その後型にしようとそったときが一番痛かった。
こんなに苦労したのに、最後は、ピンク色じゃなくまったく違う色になっちゃったのよ」 ふむ、これにラジー賞だな(笑)
またオスカー像を夫に車に溶接してもらい、学校の送迎やスーパーへの買物時に多くの人に見てもらうとか。
ジョークとはいえもう少し主演女優賞らしいリップサービスはなかったのだろうか
余談ついでに、この映画をイーストウッドが撮ったらどんな仕上になったのかなぁ~なんて、ちょっと贅沢
できすぎ?感が拭えないストーリーを、格差や貧困なども取り上げ、心に響く台詞と笑いをスパイスに、しっかりとした演出にで爽やかな感動をもたらしてくれました。
余談は笑っちゃいましたが、サンドラならと思えるジョークですね。どこからがジョーク?
>イーストウッドが撮ったら
監督によって全く違うものになりそうですね。同じ脚本で数人の監督が撮るって面白そうですね!
>格差や貧困なども取り上げ、心に響く台詞と笑いをスパイスに、しっかりとした演出にで爽やかな感動をもたらしてくれました。
ホント、いい映画でしたね^^
>余談は笑っちゃいましたが、サンドラならと思えるジョークですね。どこからがジョーク?
ま、本人曰く、普段は女優女優していたくないそうですから、
許せるジョークですよね(笑)
>監督によって全く違うものになりそうですね。同じ脚本で数人の監督が撮るって面白そうですね!
そうですね^^
ラグビー=アメフト=イーストウッドの『インビクタス』に直結しちゃいました(笑)
ただね~インビクタスもコレも実話なのに出来すぎててウソっぽく思うワタシが病んでる…(笑)
話はそんな簡単なもんじゃなくて、
そこに至るまでの実際の思いや葛藤や苦労てきっともっとなんやかやあったはずなんで
そこを推し量るなら
これほどすばらしい家族はいないよと。
そういう映画でした。
リーアン1人の愛の大暴走だけでは、
マイクをあそこまで育てられなかったと思うし。
>ハートロッカーと違ってむっちゃええ話。見終わって幸せな気分になる。
ホントそうですね^^
>ただね~インビクタスもコレも実話なのに出来すぎててウソっぽく思うワタシが病んでる…(笑)
うん、病んでます(笑)
>話はそんな簡単なもんじゃなくて、そこに至るまでの実際の思いや葛藤や苦労てきっともっとなんやかやあったはずなんで そこを推し量るならこれほどすばらしい家族はいないよと。
そういう映画でした。
スポ根ものではないだけに深く掘り下げないでもいいのかなぁって感じで(笑)
>リーアン1人の愛の大暴走だけでは、マイクをあそこまで育てられなかったと思うし。
まあね(笑)
インビクタス同様、エンドロールで登場人物の実際の写真が出ましたが
本物のマイケルがあまりにもいかついのに驚きました。
映画の中の役柄より、もっと大きくてもっと怖い感じ…
素性も知らないのに、あんな少年を突然家に引き入れるなんて
改めてリー・アンに脱帽しました。
>非常に後味のよい映画でしたね。
ホント、そうでしたね^^
>インビクタス同様、エンドロールで登場人物の実際の写真が出ましたが 本物のマイケルがあまりにもいかついのに驚きました。映画の中の役柄より、もっと大きくてもっと怖い感じ…
一流のアメフト選手は(しかもガードは)ああいう感じですよね^^
>素性も知らないのに、あんな少年を突然家に引き入れるなんて改めてリー・アンに脱帽しました。
怖さがさきにたつでしょうが、それを超える勇気と優しさが、
きっとマイケルを後押ししたんでしょうね~
サンドラって気取らなくて明け透けな所が魅力ですね。
乗りすぎもあるけど(笑)
ダーリンとのニュースが出て来ましたが、ラブラブダーリンなら乗り越えて欲しいな~。
公開劇場が少ないのですよね。
母を連れて二回目観てきましたが、オスカー効果なのか、今回は満席に近かったです。
誰もが「いいお話だよね~」と言えるのではないでしょうか~良い作品でした。
>サンドラって気取らなくて明け透けな所が魅力ですね。 乗りすぎもあるけど(笑)
そうですね^^
女優女優していないところもいいですね!
>母を連れて二回目観てきましたが、オスカー効果なのか、今回は満席に近かったです。
誰もが「いいお話だよね~」と言えるのではないでしょうか~良い作品でした。
ホントそうですね^^
2回観るとまた味わいも違うものでしょうね^^
アメフトって、実のところ、よーくわかんないのですが、最初のリー・アンの説明は、やけにわかりました。
実話の力を感じた秀作でしたね。
>サッカー見るのに忙しくて、とんとPCの前におりません(頼まれてないのにね~)・・。
同じく(笑)
>アメフトって、実のところ、よーくわかんないのですが、最初のリー・アンの説明は、やけにわかりました。実話の力を感じた秀作でしたね。
日本ではアメラグはそんなに競技人口も多くないですし、理解している人も少ないかも(笑)
でも、さすがにこの映画には泣かされました。