「邸宅の記憶」／東京都庭園美術館

【2023/5/17撮影】

旧朝香宮邸の魅力を紹介する年に一度の建物公開展で、
今年は開館４０周年ということで記念的イベントになりました。
様々な朝香宮家の家具や調度を用いた邸宅空間の再現展示に加え、
当時この朝香宮邸を訪れた人々が残した写真、映像資料、
工芸品、調度品、衣装等が紹介されています
中でも見応えのあったのは、新館では明治から慶事の際の引き出物として使われ、
皇室独自の文化として発展したボンボニエールのコレクションが
なんと３００点以上が展示されていました
その数の多さとその意匠の素晴らしさに、まさに目から鱗でしたよ（笑）

　　

庭園美術館入口正面のツツジと日本庭園の新緑がキレイでした

　　　

特に今回は最上階のウインターガーデンを見ることが出来ました
何度も訪れている庭園美術館ですが、久しぶりに見ましたよ

各部屋の調度品や照明等は割愛させてもらって、
新館の展示品について気に入ったものをご紹介します。

銀製花鳥文花盛器　菊花文漆塗手焙・炭斗　菊御紋付桜模様七宝花瓶　黄銅製耳木莬形壺

　　　

沃懸地海老手箱　菊御紋入菊花蒔絵絵手箱　？　梨子地扇面蒔絵硯箱・料紙箱

　　　

？は写真がボケていて名称等が分かりませんでした

　水雷形　　　箱形鶴亀文　　六角松鶴文　　　菱形菊枝文

　　　

栂と檜扇菖蒲文　丸形黄心樹石楠花文　犬張子形　　

　　

丸型鴛鴦文　　　　兜　形　　　　扇形竹文

　　

この展覧会は６月４日（日）までとなっています